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風歌封想 (メディアワークス文庫)

風歌封想 (メディアワークス文庫)

風歌封想 (メディアワークス文庫)

作家
綾崎隼
出版社
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日
2016-07-23
ISBN
9784048922609
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風歌封想 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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ぶんこ

騙されました。後から最初に戻って読み直しては悔しがったり。思う事を言えないばっかりのすれ違う。若さですね。そういえば若い頃は「もの言えぬ」私でした。今は何でも話す。話さなきゃ分からないと判ったのは、苦い思いをたくさんしてきたからかな。最後に出せなかった手紙を渡せてホッとしました。

2017/04/22

dr2006

花鳥風月シリーズ。どの作品にも舞原家の人が沢山登場し雰囲気が似ている為、相関図がばやけ、正直混乱した。なのでもはや、舞原家VS各巻のゲストの様に単純化して読むことにした⒲本作は往復書簡の形式をとり宛先は明記されてるが、誰が書いたのかが記名されておらず、それも混乱の原因かもしれない。30歳の節目、同窓会をきっかけに過去の恋愛を振り返る面々。恋愛の失敗なんて心の中に仕舞っておけば良いものを、別れた相手に手紙を送るなんて…。受け取った方も恐怖だろうに。良くも悪くも風化した恋愛の思い出はそっとしておいた方が良い⒲

2022/06/03

佐島楓

往復書簡の形で綴られる物語。シリーズものだということを知らずに手に取り、面白いと感じた。けれど、人間関係の面でほかの本も読んでおいたほうがより理解が深まるのかもしれない。一途な恋の物語は好きです。

2016/09/07

さばかん

う~んちょっと弱い。  もう全体的に弱い。  いい話なんだけどね。  綾崎イズムに慣れきっちゃってるから、物足りなく感じちゃう。仕方ないね。 たまには直球ど真ん中な物語も書いてみたらいいんじゃないかな。 家系図もいいけど、今度は作品ごとの時系列も載せて欲しいな。

2016/08/21

よっち

同窓会をきっかけに始まった、家のしがらみを乗り越えられず別れてしまった二人が過去と夢とこれからを綴ってゆく往復書簡。別れてから八年が経過して知り合ってから干支一周して三十歳になっても変わらぬ想い。家の仕事を継いだ和颯と家を飛び出しながら夢破れた瀬奈のやりとり。と深く考えずに読んでいてそう思っていたのですが、再びの同窓会であれ?となって、見事に騙されていたことに気づきました(苦笑)それぞれの想いがうまい具合にすれ違いに終わらなくて、とても良かったです。初の花鳥風月シリーズでしたけど、他も読んでみたいです。

2016/08/15

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