キラプリおじさんと幼女先輩 (電撃文庫)
キラプリおじさんと幼女先輩 (電撃文庫) / 感想・レビュー
まりも
女児向けのアイドルアーケードゲーム「キラプリ」に情熱を注ぐ高校生男子と小学生女子の姿を描いた物語。悪くない。タイトルからどんなぶっ飛んだ作品になるのかと不安半分期待半分で読み始めましたが、蓋を開けてみるとキラプリに全力を尽くす少年と少女の熱い物語になっており、読後も爽やかな気分で満たされました。キラプおじさんと幼女先輩最高に輝いてますね。夏希も良い感じ。色々と不足してる所もあったけど、何かに熱中する人達の輝きを描いた良い作品でした。次巻あるならクラスメイトとの絡みやラブコメ要素を増やして欲しいな。
2017/03/12
佐島楓
題名・・・!! と思いましたが内容は至極まっとうなハートフルストーリーでした。私はリズムゲーがダメなので、「××パラ」とか存在は知っていてもプレイしたことはなかったのですが、少し興味が・・・ゲフンゲフン、とにかく面白かったです。
2017/03/23
中性色
そこには、女児がいた。というわけで銀賞はもしかしなくても某女児向けアケゲーを題材にした作品。いつもの銀賞のイロモノ感から中身は至極真っ当な王道スポ根もの風味という点は、同じ銀賞のロウきゅーぶを彷彿とさせる。作品やゲームの魅力もきちんと伝えられている。今度はおそらくそこから続けられるだろうから、始めたい人向けのチュートリアル的な作り方がいいかもしれない。ただ、一つ残念なのがキャラ付けとしては基より、個人的に千鶴みたいなタイプはあまり好きじゃないというのが。その面でも個人的には夏希の方が好み
2017/03/16
真白優樹
女児向けアーケードゲームにのめり込む少年が、謎の凄腕の少女に出会い始まる物語。―――例え何を言われても譲れない、だからこそ全力で。別に子供向けとか女児向けだっていいじゃない、だって自分が好きだから。全国のそんなプレイヤーの方々に勇気を与えるであろうこの物語、面白いのはこれが一つの熱い青春の形だからであり、大多数の人が成長の中で無くしてしまう何かが詰まっているからなのかもしれない。本気で向き合えるものがある、そんな事に熱中する子供達は誰よりも眩しい輝きを放っている、だから見逃せない。 次巻も楽しみである。
2017/03/11
Susumu Miki(Dik-dik)
電撃大賞銀賞受賞作。ファンタジー性はない日常物。多くはないだろうが「ダンスリズムゲーム命の男子高校生」というのは実在しそうではある。「ファンタジー性はない」と書いたけど、男子高校生が元々の知り合いでもなかった女子小学生とどんな形であれ交流を持つのは、やはりファンタジー…?
2017/03/28
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