ビアフラ物語: 飢えと血と死の淵から (角川選書 123)
ビアフラ物語: 飢えと血と死の淵から (角川選書 123) / 感想・レビュー
twinsun
……国内にいて、何らかの面でナイジェリアにかかわりのある者たちにとって、彼の国は、他の国々とはちがい、生身の人間が住んでいるような土地ではなく、ひとつのマーケットでしかなかった。…こちら側は大丈夫という幻想を抱いた時代もあったのであろうが、少なくとも現在は巨大資本を支配するグループにとって全世界が飢餓より殺傷兵器を含めた飽食を強制された人間が多数派を占めるマーケットに過ぎないであろう。
2022/06/14
RYUJI's_Partner(ATM)
フレデリック・フォーサイスの著書で、日本で出版されているものはようやくこれでコンプリート。 「戦争の犬たち」の原点とは聞いていたが、ルポタージュを読むのはなかなか腰が重かった。 とは言え、さすがフォーサイス。面白いと言ったら不謹慎だが、一気に読めた。 とりあえず、ナイジェリアについてちょっと調べてみよう。
2012/04/04
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