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奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫)

奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫)

奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫)

作家
仲町六絵
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-06-24
ISBN
9784048932301
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奈良町ひとり陰陽師 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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ネムコ

ほのぼのした町の陰陽師物語。亡くなった近所のおばさんや、近くの社に祀られている神様の相談に乗ったりします。ご先祖さまから遣わされた猫又の墨香さん(関西弁)がgood! ご先祖といえば、随分キャラが立っていると思ったら、別の本で主人公を張ってたらしい。今度はそちらも読んでみよう。

2018/01/31

真理そら

奈良には奈良の不思議があるし、鹿もいっぱいいるし、すこし歩くと原生林っぽい野性味があるのも奈良の魅力。そういう奈良の魅力をやや頼りない和菓子屋の息子兼陰陽師とあやかしをぶん殴るという特技持ちの女子大生が読者に伝えてくれる作品。このほんわかした雰囲気は好きなのでいつか続きを読めると嬉しいなあ。

2022/04/24

よっち

奈良町のくすば菓子店の息子・楠葉シノブは奈良ではもう最後の由緒正しい陰陽師。猫又の墨香や幼馴染のゆかりに見守られながら、周囲で起こる不思議を解きほぐしてゆくあやかしファンタジー。祭りの夜を待つ青衣の女人、ご機嫌ななめな女神、走る大黒様などなど、ご先祖様にも助けられつつ解決に導いてゆくシノブ。最後の陰陽師ではあっても、そんな彼を理解して助けてくれる猫又の墨香や幼馴染のゆかり、友人の道安もいたりで、そんな雰囲気がとても素敵な物語でした。ゆかりとの関係もとてもいい感じでしたけど彼らの物語をまた読んでみたいです。

2017/06/24

hirune

「南都あやかし帖」の天竺ナムルさんの遠い子孫で奈良県唯一の陰陽師(まだ修行中?)のシノブが怪異を解決するために頑張る物語。でもおどろおどろしいことはなく、ほっこり解決されていきます😄京都が舞台のこの手の本は多いですが、奈良もずいぶんユニークなワンダーランドかも?さすが長い歴史のある古都ですね。あと神格化したナムルさんが変わらず破天荒で楽しいし、ベニコンゴウちゃんも シノブのお目付役の猫又 墨香さんも可愛かったな♡

2020/07/09

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

奈良に一人だけいる陰陽師の彷徨えるあやかしとの話。奈良に住んでいるだけ親しみがあるお話で面白かったです♪ほんのりしたのがいい感じ♪私一人で奈良町行くと道に迷うんですよねぇ。紅白の丸っこいのって魔除けなのか。目印にもなりそう。「南都あやかし帖」の続編だから積んでんるので読まなくちゃ。

2017/07/19

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