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フレンチ女子マドレーヌさんの下町ふしぎ物語 (メディアワークス文庫)

フレンチ女子マドレーヌさんの下町ふしぎ物語 (メディアワークス文庫)

フレンチ女子マドレーヌさんの下町ふしぎ物語 (メディアワークス文庫)

作家
由似文
オーサ・イェークストロム
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-09-23
ISBN
9784048934114
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フレンチ女子マドレーヌさんの下町ふしぎ物語 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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スズ

和裁士になるために大好きな日本に来日したフランス人のマドレーヌが、壊滅的なファッションセンスの呉服屋の娘・華と古民家でルームシェアしながら、美しい着物や不思議な日本文化にますます惹き付けれられていく物語。美人を見ると着物を着せて穴が開く程見詰めたいという困った願望に突っ走ろうとするマドレーヌですが、そんな彼女の手綱を握って日本文化を教えたり、「外国人が和裁士なんて…」と言われて落ち込んでいる時に、「外国人のマドレーヌだからこそ日本人が気付かない大切なものを輝かせる事が出来る」と励ます華との生活が素敵でした

2018/01/06

ユメ

モネの『ラ・ジャポネーズ』に憧れて、和裁士になる勉強をするために日本にやってきたフランス人の女の子マドレーヌ。昔ながらの下町で暮らすことになったマドレーヌが、日本の何気ない文化に青い瞳を宝石のように輝かせるのが可愛らしい。マドレーヌの自分とは違う角度からの視点は、私の目にも日本文化の新鮮な魅力を映し出してくれた。マドレーヌのきっぱりした物言いが下町の人間関係の悩みを解決することもあり、逆にマドレーヌが日本人の気遣いを学ぶこともあり。宮沢賢治とジョルジュ・サンド、どちらの生き方もよいと思うのだ。

2017/10/25

のんちゃん

日本好きが高じて和裁士になる為フランスから単身来日したマドレーヌ。彼女が日本で友人となった、ルームシェアしている華と共に近所の商店街の人々の為に、小さな謎を解決していく物語。マドレーヌの目から見た日本の姿が面白い。マンガを読んでいるような感覚の読書だった。マドレーヌちゃんが可愛い!厳しい内容の読書が続いた後には、デザートのような一冊になると思う。

2018/03/30

メルル

日本が大好きで和裁を習いたくて来日したフランス人のマドレーヌ。慣れない日本の文化に戸惑いつつも、可愛らしい女性を見つけると着物を着た姿を妄想する毎日。彼女に関わる人々の悩みに外国人らしく容赦なく切り込んでいく。可愛らしいのに気が強い。水戸黄門好きが高じて妙な日本語をしゃべるところも面白い。日本人の良い所も悪い所も見つめることに。フィナンシェって金の延棒がモデルなんだね。上品なイメージだったのに生々しいイメージに変わった(笑) 楽しかった。

2017/11/15

ナギ

日本に憧れたフランス女子が和裁士を目指して来日し、文化の違いなども混じえながら様々な問題を解決していくお話。

2021/12/02

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