はたらく魔王さま!18 (電撃文庫)
はたらく魔王さま!18 (電撃文庫) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
1年という長いようで短い日々。春は人々の出会いと別れの季節。幡ヶ谷とエンテ・イスラを往還しながら、それぞれのラストへ向かっての思いが加速していくかのよう。高3を迎える千穂も、ついに決断のときがやってくる。強いと思っていた真奧も、最強ではない。ここにきて見せる姿が、思い切り人間的に思える。庶民的日常を愛しながら、社会人としての責任だけでなく、世界の存亡をかける動きに、最大限の政治力を発揮しなければならない立場。みんなが相違点を乗り越えて、少しずつかたまっていくのが救いだ。次は夏に戻ってまたしてもスピンオフ。
2022/09/14
まりも
マグドナルド幡ヶ谷店の転機、エンテイスラ側の動きが描かれるシリーズ第18弾。ラストに向けての準備を始めるといった印象の回。エンテイスラでの大きな動きこそ無いものの、ちーちゃんの進路、マグドナルド幡ヶ谷店の新店長による環境の変化を始めとして、現実世界側の方は見所が結構とあり、進展が少ないけど読み応えは十分ありました。やっぱりちーちゃんは最高や。毎度の事ですが異世界サイドよりも現実サイドの方が読んでて楽しいんだよなぁ。正直エンテイスラはおまけレベルな存在感になりつつあるけど、あの男が変えてくれるんだろうか。
2018/01/14
よっち
マクドナルド幡ヶ谷駅前店がいろいろ転機を迎える一方で、新事実も発覚し天界の危機に対処する準備として、五大陸各国の調整に芦屋や鈴乃たちが奔走する第十八弾。いずれこういう時期が来るとは思っていた幡ヶ谷駅前店の変化でしたけど、並行していろいろな案件に対していろいろな分析や考察も行われていたりで、特に第三者的存在の梨香から見た現状の分析にはなるほどなと目からウロコでしたね。未来はまだわかないと感じながらもそれぞれが一歩を踏み出して、クライマックスへ向けてこれからどうなってゆくのかなーといろいろ気になる一冊でした。
2018/01/10
たち
う~ン。長いです。そろそろ終わりにしませんか?決して面白くないわけではありませんが、随分前の巻の話を持ち出されても、おばさんは忘れてしまいました。あとがきのバイトの店長さんの話は面白かったです。
2018/01/31
中性色
サンバイザー床に置く気か。今回は主に新店長と新クルーの話。というか幡ヶ谷駅前店のクルーいろいろと濃すぎでしょう。というか、前々からだったけどもはやエンテ・イスラの方が尺埋め状態になってる気が。そして、大家のいつもの存在感
2018/01/12
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