エヴァンゲリオン ANIMA 3 (DENGEKI HOBBY BOOKS)
エヴァンゲリオン ANIMA 3 (DENGEKI HOBBY BOOKS) / 感想・レビュー
るか
さらに状況が悪化していく中で唯一の癒しといってよかったシスまで出番が減りトロワとクリムゾンA1だけは何故か楽しそうな雰囲気を醸し出していてそこに救われている気がする。大体の謎も明らかになりそれでもなお状況の悪化を食い止めることが出来ていないがここまで来てしまったら開き直りもしますよね。ネルフUSAのマリというキャラは劇場版のマリのもう一つの可能性なのかなぁなどと考えましたが新たに起きた現象と共に続きが楽しみです。展開が変わったとかそういうこともないのに何故か楽しくなってきた自分がいる。本当に謎だ……
2018/05/25
HK
とても面白い。ストーリーは情報量が多く複雑で目まぐるしいので筋を追うのも大変だが、この一種の読みにくさが80年90年代SFマンガ(士郎正宗や永野護、そして山下いくと本人の『ダークウィスパー』など)を彷彿とさせる味わいで良い。本巻から〈マリ〉が登場するのも見どころで、容姿も性格も出自も新劇場版の〈真希波・マリ・イラストリアス〉とは異なる別キャラクターだが「目的のために最善を尽くし、生きることを迷わない」姿勢が内省的なドラマが多いエヴァンゲリヲンの世界に風穴を開ける役割は共通しているのが興味深い。
2021/02/01
みやしん
本作を映像で観ればさぞ映えるとは思うが、映像だと効果的な手法をそのまま小説に落とし込むのはいかがなものか。ピンナップの髭ダンディは誰やねん?と本文読むまで解らなかった。
2021/07/11
オダ
「我が名は……シンジ……」、これが誰のセリフかわかりますか? そうです、シンジくんの心臓のセリフですね。3巻もANIMA節全開でお送りされて度々気絶しそうになりましたが俺は元気です。かつてないほど現場主義で暴れ回るゼーレ、「防御や逆らうだけの受け身でいるとまた操られちゃうよ! だから行動の主体をこちらが握るしかない!」と叫ぶシンジ、ここにしかない味がある。
2021/04/04
ダリア
エヴァの電力問題は敵のシステムのおかげ?でほぼなくなったと思って良いみたい。読み飛ばしていたのかな、ユーロにしろアメリカにしろ、よくそんな危ないものを平気で採用しているな、と。3巻で一時の休息を得たような感じ。後書きで残り2巻あるようなので早く出版してほしいものである。なお、マリが登場しているが、映画版や貞本エヴァ版とは全く別物のようだ。
2018/06/04
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