レッドスワンの星冠 赤羽高校サッカー部 (メディアワークス文庫)
レッドスワンの星冠 赤羽高校サッカー部 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー
真理そら
作者のサッカー愛がひしひしと伝わる丁寧なサッカー用語ほかの解説付きで楽しく読了。優雅の故障は治らない、主人公がボールに触らないまま話が進展するのがおもしろい。青春小説らしく恋愛要素も絡まり、優雅が美しい少年だということが発覚。
2024/10/13
Junichi Yamaguchi
『夏の終わりは、夜風の匂いで分かる』… シリーズ2作目。 部活に恋心は必然。 大きな展開、変わらずの美しい文章を期待して次巻を待とう。。
2018/08/24
ユメ
インターハイへ向けて走り出すレッドスワン。同時に部員たちの恋も動き出す。どれだけ練習に明け暮れてデートをする暇なんてなくとも、17歳の恋する気持ちだけは止められない。優雅を中心として複雑に絡まり合う恋心の矢印は、バラバラな方向を指していて切なくなる。いつか優雅にも「そんなに悪い気分でもなかったよ。人を好きになるって」と微笑める日が来てほしい。このシリーズはレッドスワンが羽ばたく物語であるだけでなく、高槻優雅というひとりの人間が醜いアヒルの子から美しい白鳥へ変わってゆく物語でもあるのではないかと思っている。
2019/04/09
ゆき
綾崎さんらしくサッカーだけでなく恋愛要素も増えてきた。 また書き下ろしでは、優雅は何回葉月先輩のことアホって言うんだろう。確かにアホだけど。
2019/06/16
よっち
冬の全国選手権への出場が叶えばチームは存続、予選で敗退すれば廃部となることが決まった赤羽高校サッカー部。二強相手に存続を賭けた準決勝・決勝に挑む第二弾。世怜奈から準決勝・偕成学園戦の采配を任された優雅と運命の決勝・美波高戦。後のない状態で任せる監督も凄いですが、大胆な采配を見せた優雅に対して決勝は弱者が相手を研究し尽くして奇策で勝った印象ですかね。それにしても復活なるか気になる優雅がモテモテ過ぎてあれですが、次へ繋がるエピローグで突然挿入される楓のエピソード(苦笑)葉月もらしい話でブレないなと思いました。
2018/07/25
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