改革する思考
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「改革する思考」の関連記事
「MGC」は長距離関係者のマインドセットを変えた。青学・原監督流リーダーシップ論/改革する思考
箱根駅伝2022では、歴史的な快勝で6度目の総合優勝を果たすなど、陸上競技の指導者として数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督。『改革する思考』(原晋/KADOKAWA)では、同氏が異端児と言われながらも貫き通してきたリーダーシップ論を語る。ポストコロナの時代に求められるものとは。 ※本稿は原晋:著の書籍『改革する思考』から一部抜粋・編集しました 『改革する思考』(原晋/KADOKAWA) MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)はなにを変えたのか? 日本陸連のマラソン強化プロジェクト「マラソングランドチャンピオンシップ・シリーズ」、みなさんが「MGC」と呼んだ東京オリンピックへ向けた代表争いの仕組みは、素晴らしいケーススタディとなりました。 これまでの選手選考では、選考レースにピークを合わせた、言葉は悪いけれども「一発屋」がオリンピックに派遣され、結果として世界と対等には勝負ができなかった。そこで日本陸連は、複数回、きちんと調子を合わせられることを証明できる「調整能力」と、世界に対抗できる「スピード」を求めました。 そこで、2017年から男子で言えば福岡国際、別府大分…
2022/2/10
全文を読む「箱根駅伝全国化」について議論すべき! 青学・原監督流リーダーシップ論/改革する思考
箱根駅伝2022では、歴史的な快勝で6度目の総合優勝を果たすなど、陸上競技の指導者として数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督。『改革する思考』(原晋/KADOKAWA)では、同氏が異端児と言われながらも貫き通してきたリーダーシップ論を語る。ポストコロナの時代に求められるものとは。 ※本稿は原晋:著の書籍『改革する思考』から一部抜粋・編集しました 『改革する思考』(原晋/KADOKAWA) 私自身は、「箱根駅伝全国化」について、まずは議論をするべきだと思っているんです 陸上競技、そして箱根駅伝の可能性を広げるという意味で、私は箱根駅伝の全国化を提唱してきました。その方が、より魅力ある大会になると考えているからです。 ご承知の通り、箱根駅伝は関東学連が主催しており、関東ローカルの試合です。かつて、全国の大学に門戸を開いたこともありますが、日本テレビ系列による全国中継が始まってからは、関東以外の学校の参加はありません。 何度か、メディアを通じて私は全国化を唱えてきましたが、関係者の反応は芳しくありませんでした。その根っこにあるのは「箱根駅伝は自分たちのもの」という意識…
2022/1/20
全文を読む黙って従うことを尊ぶ文化は、もうやめにしませんか? 青学・原監督流リーダーシップ論/改革する思考こそが、日本を変えられる⑤
大学駅伝3冠、箱根駅伝4連覇など、陸上競技の指導者として、数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督。同氏が異端児と言われながらも貫き通してきたリーダーシップ論を語る。ポストコロナの時代に求められるものとは。 『改革する思考』(原晋/KADOKAWA) 私は空気なんか読みません。絶対に 一律に行動するということは、一生懸命生きていればあり得ないのです。 ムードや雰囲気に流されてはいけません。私は「空気を読めよ」という言葉も大嫌いです。 私は空気なんか読んだことはありません。たとえば、関東学連では監督会議というものが開かれます。監督の発言機会をカウントしていったら、10のうち約半分は私の発言です。他の監督さんたちは、黙っていることが多いのですが、私は黙っていることなんてできない。おかしいと思ったこと、学生のためにならないと思ったことがあれば、躊躇なく発言してきましたし、これからもそれを続けます。発言しない限り、改革などできないからです。 でも、日本ではこうした態度が好まれないのです。組織に波風を立てる人間というものは……。 たとえば、経済界でも同じような事例があ…
2020/8/5
全文を読む柔軟性を養うためには知的訓練が必要。青学・原監督流リーダーシップ論/改革する思考こそが、日本を変えられる④
大学駅伝3冠、箱根駅伝4連覇など、陸上競技の指導者として、数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督。同氏が異端児と言われながらも貫き通してきたリーダーシップ論を語る。ポストコロナの時代に求められるものとは。 『改革する思考』(原晋/KADOKAWA) この新型コロナウイルス禍は、改革する思考を磨くチャンス 社会をよりよくするためには、既存の仕組み、枠組みを変えていくことが必要です。そのためのアイデアを出していけば、社会が変わるチャンスが生まれます。 アイデアが浮かんでくるのは、昔からの私の習性です。会社員時代から、私はテレビのニュースを見ていても、すぐになにかツッコミを入れたくなってしまうのです。企業での不祥事のニュースがあったりすると、「こうしておけば、こんなことにはならなかったんじゃないか?」と思ってしまうし、すぐに改革のアイデアが閃いてしまう。そうしていると、まったく退屈しません。 改革する思考を日ごろからトレーニングしているようなものです。学生たちにも、朝食のミーティングの場などでこう話しています。 「常に疑問を持って欲しいと思います。そして、改…
2020/8/3
全文を読む情報は集めるだけでなく分析する力をつけるべき。青学・原監督流リーダーシップ論/改革する思考こそが、日本を変えられる③
大学駅伝3冠、箱根駅伝4連覇など、陸上競技の指導者として、数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督。同氏が異端児と言われながらも貫き通してきたリーダーシップ論を語る。ポストコロナの時代に求められるものとは。 『改革する思考』(原晋/KADOKAWA) 情報を集める力があっても、改革発想には結びつかない 改革発想を養っていくには、様々な力が必要です。 特にコロナウイルス禍で分かったのは、情報の扱い方です。不安な情報が先行したことで、大学に限らず、教育現場での学習機会が著しく損なわれました。オンライン授業の定着などによってプラス面もありましたが、情報を正確に評価していたとは思えませんでした。 つまり、情報を集める力だけでは発想力は磨かれません。情報収集は「諸刃の剣」ということだったのではありませんか?たとえば、学生の中にもSNSでネガティブな情報に晒された結果、元気を失ってしまった人もいました。 今回分かったのは、集めるだけではなく、「情報を分析する力」がなければ、適切な行動がとれないということだったと私は思います。つまり、情報を集め、加工していく力。ここでも…
2020/7/31
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改革する思考 / 感想・レビュー
けんとまん1007
馴染みのある原節。改革、チェンジ。そのためには、自分で情報を集め、自分の頭で答えを出し、実践すること。これが、今のこの国では難しいのが実際。リスクを取ろうとしない姿勢が顕著。組織づくりの3原則「目標理念が根付いていること」「傍観者主義にならない」「他者責任にしない」。成長するための5ステップ「知ること」「理解すること」「行動すること」「定着させること」「相手に教える・伝えること」。デユアルキャリアに必要なこと「計画性」「分析力」「コミュニケーション力」。だから、青学は強い。
2021/01/06
パン太郎
箱根駅伝の強豪校である青学の監督として実績を積まれた後に書かれた本なので、監督の入門編というより第二章といった内容です。コロナ禍というこれまで前例のない状況下でリーダーとしてどんな行動を取ってきたのか。そして今後の陸上界に対する課題と提言など。箱根駅伝、参加者にほとんどお金が落ちないというのは確かに気の毒。この方の改革思考でユニークなアイデアが実現すると面白いかもしれません。
2022/01/24
ドレミ
今年の箱根駅伝をみて、青山学院大学の往路12位からの復路優勝を強さに興味があり、読む。あの選手の諦めないメンタルの強さは、コロナ禍であっても、選手のことを一番に想い諦めずに思考を前向きにしていく監督のマインドにあるのだと感じた。私もコロナ禍だからと諦めずに思考を停止しない大人になりたいと、思わせてもらった一冊になった。
2021/01/10
gontoshi
日本の社会もスポーツ界も変わる必要があるようですね。
2021/01/15
草食系教師
駅伝優勝にあたり、図書館にて予約。本書で何度も登場する改革する思考。指導者自身が持ち続け、子供たちにもそんなマインドセットをもって欲しいという狙いがあるのだ。子供たちにつけたい力として、目標設定と計画実行する力、生活を整える力、自分の考えを持って表現する力などを挙げている。とても、明確で素晴らしいと思った。
2022/01/23
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