むしろ、考える家事
むしろ、考える家事 / 感想・レビュー
いつでも母さん
なるほどなぁ…と頷くところが多々あった。ナオコーラさんのような発想の転換をしていたら私の結婚してからの日々は、いや、その前からの年月が違った人生だったかもしれないなぁなんて思った(今更ではあるが)夫婦としての自分、母親としての自分、社会人としての自分。自分としての自分…生きてる以上家事はあるよね。家事とは何か!さぁ、みんなで考えよう。ナオコーラさんは「これからは仕事よりも家事の時代だ!」と言っている。
2021/04/16
ジュール リブレ
2021年末、大掃除の時期に、合間に読む。家事を苦行と捉えずポジティブな時間に変えてしまった作者の勝ち。私も好きな家事はある。なにも考えずに皿洗いしたりしてると、気分がリセットされたり、ふといいアイデアが浮かんだり。よっぽど仕事の方が苦行だと再認識したり。レシピの読み方、面白かった。途中まで作ってオーブンが無いことに気づいたりは同じ経験あり。まずは最後まで読まなきゃダメですね。
2021/12/26
nyaoko
仕事のみが社会参加ではない。家庭に入った主婦だって同じ。家事をする事、献立を考える、本やネットで探す、買い物をする、作る、片付ける、子供を病院に連れて行く、公園に、保育園に、そういうのも同じ。ウンウン、ナオコーラさんらしい。しかし、家事はめんどくさい。いかに家事を楽しく、効率良く済ませるかと、タスク化した方がいいとな、でもやりたくないとか、旦那だってもっと上手くなれよとか、ちょっと間間で愚痴ったり、悩んだりしてる所がまたいい。家事って、家族のみんながやるといいんだよね。
2021/11/15
とよぽん
山崎ナオコーラさんの文章を初めて読んだ。タイトルが私には謎で、読み終わった今も「?」だ。「むしろ」という言葉から、何かと比較しているのだろうが、何と? 時短とか効率とか? 最後の方に「家事時間で考えごとを進める」をメインに努力していきたいとあった。そして「家事は社会づくりだ」、「一緒に社会を作りましょう。」と結ぶ。私が一番共感したのは、p68「理想の生活は、性別に関係なく誰もが、仕事も家事も育児も子連れ旅行もオンで過ごし、睡眠や散歩や趣味やひとり旅といったオフの時間を別枠で十分に取れるものだ。」の箇所。
2021/05/04
天の川
家事への向き合い方は人それぞれ。ナオコーラさんは「家事時間で考える」ことを始める。ネガティブにとらえず、”家事は社会活動だ”ととらえて、日々を過ごす。家事をしないで日々は過ごせないのであれば前向きに…。家事の価値を高める思索は続く…。読み手の置かれている状況によって、この本への感想は随分違うだろうなぁと思いながら、楽しく読みました。
2021/05/07
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