花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ
花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ / 感想・レビュー
さばずし2487398
うっかり電子版の白黒で読んでしまった。当たり前だが季節ごとの花の写真が美しく、結構詳しく盛りだくさん載っていたので、もう一度ちゃんとカラー版を読もう。俵氏の短歌はいつ読んでも自由で心にふんわりと来る。こんな書き方をしても良いんだと思うがいざ自分がやろうとするとできない。「散華」という言葉に対して、花びらが旅立つのは人生を枝に例えていたからだと今更ながらに気づく。『散るという飛翔のかたち花びらはふと微笑んで枝を離れる』そう言えば源氏物語にも源氏が最愛の女性を亡くし「今は喪の色に咲け」と詠んでいた。
2024/03/23
なお
「二十四節気」は春夏秋冬をさらに6つにわけた季節の区分。中国から日本にもたらされ、暮らしのこよみとして彩りを与えてくれる。雑誌『花時間』が特別編集した本書はオールカラー。どの頁にも立春から大寒まで季節に咲き誇る花達で溢れる。様々な器に工夫を凝らし、華やかに可憐にアレンジメントされて、美しい花の「二十四節気」になっていた。俵万智さんの短歌とエッセイが、季節の花に心温まる物語を添える。花の品種は丁寧に説明され、21種の桜や20種の椿の紹介もある。野山に咲く「都忘れ」「二輪草」「苧環」等も載せられていて嬉しい。
2023/12/15
あや
買って積んでいた本をやっと読む。体調がよろしくなかったので字が大きい本が私には優しかった。二十四節気に合わせたお花の写真と俵万智さんの短歌とエッセイのコラボ。美しいお花の写真に癒されました。暦や季語もわかるので俳句を詠まれる方にもおすすめしたい。花時間のインスタをフォローしてしまいました。元気の出ない時お花のお写真見ると癒されますね。
2024/05/13
まぁみ
金曜日のあさイチに俵万智さんが出演するという事で、何か読もう!と思い立ち、本棚の最上段を見ると…おお!本書と目が合った♪二十四節気を知ってから画集やこよみをよく買います。一番最近のものが本書。二年前の発売日に購入しました。立春から大寒まで(24首)と四季(4首)を万智さんの短歌とエッセイで案内スタートです。四季の花々の艶やかな写真たちと彩る言葉の数々が幸せな時間を与えてくれる「花の歳時記」。癒されて知識も得るられる…花好きにはたまらない一冊です♪とにかく綺麗ですよぉ!
2023/05/25
あや
再読。短歌と俳句のネタが尽きた時の花こよみ。秋分の次に来るのは寒露である。秋は好きな季節。なにしろ自分が生まれた季節なので。野紺菊が寒露のページに咲いている。そろそろ衣替えをしてもいいと今日の天気予報で気象予報士さんが告げていらっしゃいました。季節の変わり目。皆様ご自愛下さい。道のべのお花を愛しつつスマホのカメラロールに秋のお花が増えてゆく今日この頃です。
2024/10/06
感想・レビューをもっと見る