KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

折れない自分をつくる 闘う心

折れない自分をつくる 闘う心

折れない自分をつくる 闘う心

作家
村田諒太
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-04-27
ISBN
9784048975254
amazonで購入する Kindle版を購入する

折れない自分をつくる 闘う心 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

荒野の狼

村田諒太がゴロフキン戦から1年後に、メンタルトレーニングを中心に振返った本。一日で読了できる分量であるが、「戦う哲学者」のような村田の語る言葉には珠玉のものがあり、一般読者にも勧めたい内容。ボクシングファンとしては、1年後に、あらためて村田がゴロフキン戦を見て、勝機があったことを振り返る部分は(有効であったボディーなどp21)、ファンとしては納得(当時の試合の評価は、村田自身のものも含めて完敗としていたものばかりで、実際、試合を観戦した私の評価とは異なっていたので疑問を感じていたため)。

2024/06/20

いちご

村田選手のゴロフキン戦前、半年間のメンタルトレーニングの記録。◎五輪金メダリストなら平然と強度の高い練習を毎日継続してると思いきや、もがきながら、メンタルトレーナーもつけて、練習に向き合っていることがよく分かった。◎試合の目的は?なんで勝ちたいのか?等、目的を突き詰めていくシーンが多く、印象に残った。強度の高い練習を続けるためには目的が明確なことが大切なんだと感じた。確かに、お金も名声も十分に手にしている状況で、自分を追い込んでいくのは大変だと思う。◎自分も今の仕事の目的を突き詰めて、自分を追い込みたい。

2024/02/10

Yuuki.

ゴロフキン戦に向けたメンタルトレーニングの内容を軸に、多少昔の話なども入るとはいえ、基本的にはその試合に関わる話だけで構成された一冊。その分、一戦に対する準備の様子や心の変化などがしっかり書かれていて、内容が濃い。メンタルトレーニングでの会話やLINEのやり取りも掲載されているため、弱い部分も曝け出しており、自らを「ビビり」だと言っている村田。確かに内容を読んでいるとビビりだしネガティブなタイプのようだが、この内容を曝け出すのは普段はビビりじゃない人でもなかなか出来ない、勇気のいる行為だと思う。

2023/12/29

ナンピン13

良質なドキュメンタリー映画のような内容。現役最後の試合に向け、ひたすら自身の内面と向き合いながらより強靭なマインドを築いていく過程が面白い。村田選手のメタ認知能力の高さと、脳内の言語化能力の巧妙さに終始関心させられました。

2024/01/16

感想・レビューをもっと見る