明日の自信になる教養2 池上 彰 責任編集 幸せに生きるための政治 (明日の自信になる教養 2)
明日の自信になる教養2 池上 彰 責任編集 幸せに生きるための政治 (明日の自信になる教養 2) / 感想・レビュー
ころこ
東工大で同僚だった著者の西田と編者の池上、全く売れていないのは池上が前面に出ていないことと、抽象的な議論の第1章にある。政治の定義を「ある決定を他人に強いること」とすると、政治は我々が想定しているよりも広い。選挙や国会での議論だけでなく、元々あるような社会制度、メディアの論調を含めてかなりの範囲を政治として論じているのが本書の特徴だ。社会学者の西田らしいアプローチで、ここが最も興味深かったのだが、掴みとしては分かり難い。第4章の政策議論や第5章の政治社会の問題を自分の考えと照らし合わせて読むと面白いかも。
2024/05/01
niki
政治がわからなさすぎるので勉強のために。期待していなかったのに、とても楽しく読めた。政党ごとに成り立ちも含め解説してあったり、原発について、敗戦国である日本とドイツの戦後の動きの違いについて、政治に関わるあらゆる事について、西田先生ご自身の意見も表明しながら書かれていて、とても信用できたし、飽きずに読めた。現代社会の教科書にすればいいのに。
2024/12/17
RX93
【政治は生活に関係するもの。監視すべし】▼自民党は「清濁併せ呑む」リアリズム、野党は「理想」に基づいているから少しの矛盾も許せない▼「連合」(日本労働組合総連合会)→立憲民主党等、「全労連」(全国労働組合総連合)→共産党▼日本の政治は大企業(経団連)の声が強い。労働組合など生活者の声は届きづらい▼日本のリベラルは①自由主義②理性主義③福祉国家のブレンド▼上院は高い視点から(上から)長期視点で審議、下院はシモジモの意見を反映。衆議院=下院、参議院=上院。民意に近い下院を優先
2024/05/18
Oki
この人も、失われた30年は政府が経済社会、企業社会を甘やかしてきたツケ...と考えているのか。
2024/04/21
たかかつ
政治の時事ネタやトピックスがふんだんに盛り込まれていて、とても読みやすかったです。
2024/05/15
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