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旅のうねうね

旅のうねうね

旅のうねうね

作家
グレゴリ青山
出版社
TOKIMEKIパブリッシング(角川グループパブリッシング)
発売日
2012-07-31
ISBN
9784048990875
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旅のうねうね / 感想・レビュー

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ホークス

グレゴリ青山氏の作品は落ち着く。旅行記である本書もそうで、「正しさ」の影がなくて良い。20年前の旅も最近の旅も、日常感覚で描いてある。フラットに人間という動物を眺める。自分なりの美学に徹し、世の中との距離を自覚した謙虚さ。優しくもあり冷徹でもあり、大人っぽい。(あえて)ヘタウマな絵、貧乏旅行、関西ネタが過剰な自意識を牽制する。まったりと休日に読みたくなる。

2019/11/17

シルク

伊勢うどんが出てくる。「グ」さんはそれ程好みではなかった様子だけど、伊勢うどん、わたくしは大好きだ。それで、読んでるとものっそ食べたくなってくる。あの、ふんわり膨らんだような麺。それに絡む甘辛いタレ。わたくしが食べたのは、奈良と伊勢の間のサービスエリアの伊勢うどんだった。「ふわっふわっ」でねぇ……。人といて緊張もしていたのに、つるり、ぺろりと平らげてしまったな。伊勢うどんは美味しいし、赤福餅も美味しい。人がたくさんいる座敷みたいな所でいただくの、最高。豆乳ドーナツ、コロッケも絶品。伊勢はいいとこよなぁ……

2018/08/18

ゆか

面白かった。また新たな著者を知ることができ、嬉しいです。根底に流れているほの暗い影が好きです。また、間に入っているたびに関する一言がよい。例えば武田百合子の「犬が星を見た ロシア旅行」より「旅行者って、すぐわかるね。さびしそうに見えるね。」「当り前さ。生活がないんだから」など。そちらも読みたくなってしまう。また読みます。

2014/01/06

まひる

グさん、女性でしたか!行きたい時に行きたい所へ旅するグさんの旅行記。さらっと読めるけど絵は細部まで丁寧。醍醐味は出逢いとハプニング。思いつきの旅、したことないから、してみたい。

2019/07/15

にゃんた

旅、それが日本であっても、アジアであっても、想い出は鮮やかによみがえり、そしておもしろかったり、ちょっとキュンとしたりする。旅先でできる友達っていいな。デンボに効くらしい石切さんのお百度、腫れもんないけどこより100本もらってやってみたいわあ。こないだNHKで見たチョンキンマンション、バックパッカーのゲストハウスとして実際本の中に登場していたのも、ちょっとした感動だった。読むほどに、旅行意欲がむくむくと。グレちゃんの旅漫画また読みたい。

2017/03/20

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