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ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫)

作家
三上延
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-09-22
ISBN
9784049120448
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ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

8冊目。スピンオフではなく期待以上だった続編。シリーズに新たな展開を投入したということになるのかな。冒頭から始まる「その後」の紹介に、驚きながらも「よかったねぇ!」と心でつぶやきました。このエピソードをあえてラストにしなかったのが、スピンオフでなく、続編である証拠でしょう。さらに続きの物語は読みたいし、続きを予定しているらしい「あとがき」もうれしい。

2018/09/28

zero1

本は人を幸福にするのか。7年後を描いたスピンオフ短編集。二人の間には扉子という娘が。今までの大輔による視点から栞子が娘に語るスタイルに変化。【事件手帖】の意味も登場。作者はこれを描きたかったのだろう。シェイクスピアのファースト・フォリオで敗北した男の息子も出てくる。例の夫婦が再登場するなどシリーズを読んでないと楽しめない内容。内田百閒は出てきて当然だが「からたちの花」は意外。ゲームの話は興味深く読んだものの、あの母親が出てこないなど私には物足りないと感じた。まだ続くようだが何だかんだ言っても読んでしまう。

2020/04/09

カメ吉

思ってたより早く栞子さんや大輔君に再会出来て良かった。結婚して娘の扉子ちゃんも母親ゆずりで。思った通りではない展開でしたがスピンオフとしてシリーズ化してほしい。 登場人物たちの成長と後日譚としてこれからも読みたい。微笑ましい気分でいっぱいです。

2018/09/23

Yunemo

伝承という語が頭に浮かんだままに。あれから7年後、古書店に係った人達の物語を親の栞子から子の扉子へ伝える物語、と表現していいのでしょう。本の話で知らない者同士が仲良くなれる、本があるとみんなケンカしないで幸せになるんだ、という扉子の想い、大事にしたいとしみじみと。逆に聞かせられない物語も数多く。難しいですね。ところで、人目に晒せないビブリア古書堂の事件手帖、まだまだ奥が深そうで。新刊として何の不思議もなく手に取って、でも表紙、栞子から扉子に替わってることに後から気付いて、成程と。人の繋がりに想いを馳せて。

2018/10/21

bookkeeper

★★★★★ 初読。7巻で完結した有名シリーズの番外編?この本から入る人に配慮して登場人物紹介があるけど、シリーズを読んでいる方が断然楽しめる。 坂口夫妻、志田さんと小菅奈緒さんらのその後に触れられます。勿論栞子さんと五浦くん、そして扉子ちゃんや文香ちゃんもね。「事件手帖」が登場したことに驚かされた。あー、そういうことだったのか。エピソードでは坂口さんのお話しがいい。いい人過ぎて胸が苦しい。罪と罰の苦さをきっちり描いているのもいい。 「ただ、感謝だけを心に残すと決めたのだ。みんなみんなやさしかった、と」

2019/07/26

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