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アポカリプス・ウィッチ(2) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)

アポカリプス・ウィッチ(2) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)

アポカリプス・ウィッチ(2) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)

作家
鎌池 和馬
Mika Pikazo
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-03-10
ISBN
9784049130096
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アポカリプス・ウィッチ(2) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫) / 感想・レビュー

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真白優樹

カルタ達が学園を再建し訓練に励む中、かつて倒したアナスタシアの妹、ナタレーナが復讐者として襲撃してくる今巻。―――復讐とは、世界最強の呪いとは、誰の為に何の為に。 世界最強となった事で絡みつく柵、そして自分達の復讐が生んだ新たな復讐。極寒の林間学校を舞台に復讐と願いがぶつかり合う今巻。真っ白なだけではいられない、大切なものを守ると決めたのならば躊躇わない。それぞれの正義が火花を散らす、熱くて苦しくて重い、単純ではない味が光る巻である。遂に動き出す本命の脅威。果たして戦いの行方とは。 次巻も楽しみである。

2020/03/11

みどり

シリーズ化するかしないかの、ギリギリのところで2巻出ました。 復讐は憎しみの連鎖しか生まない、とか、巨悪とはとか考えずに行くと、 インデックスの二の舞になるなぁとも思うのですが。

2020/03/12

Abercrombie

まさか続きがでるとはねえ…。前巻から一転、復讐される側に回った主人公が、負の連鎖を断ち切るため不殺を貫き通す!って感じの話だけど、キャラクター、ストーリーともに興味を持てず参った。どんどん複雑になる背後関係もめんどくさい。

2020/07/05

みやしん

実力のあり過ぎる主人公が実力の劣る大人に説教をかますのは鎌池作品ではお約束だが、本作では授業を抜け出している(サボタージュではない)自分達を叱責できない教師へ自分達の立場を顧みたうえで、歯がゆい感情を抱くのが異質。今まではただ、反抗期節しかなかったのに。しかもそれなりに敬服したスタンスを取るとは意外。覚悟を完全には飲みきれず溢れそうな悔恨が伝わってき、他のシリーズより、偽悪的に苦悩するという主人公像に説得力が伴う。だからこそ読書感がスムーズ。復讐ロリっ子もいいキャラ。

2020/04/11

ぺおる

水晶魔術を巡る『最強の仇討ち』譚、まさかのシリーズ化。てっきり単巻だと思っていた。今回は「復讐を終えたら復讐された側から復讐返しがくるよね」という当然のストーリーを軸に、人工の常夏から一転した氷点下の林間学校でのサバイバル要素を織り混ぜていた。それぞれが独立出来るほどのテーマを悪魔合体させて新規性を創造するのはさすがの鎌池和馬氏である。B界の人々から尻尾を切られた水晶魔法使いたちと逃げられなかった一般人が異形の「脅威」から身を隠しているシーンで何故かS・キング『ミスト』を思い出した。

2020/03/26

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