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明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に (メディアワークス文庫)

明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に (メディアワークス文庫)

明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に (メディアワークス文庫)

作家
青海野灰
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-06-25
ISBN
9784049132243
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明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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よっち

高校入学の直前、恋人を目の前の事故で失った燈。心の傷が癒えないまま高校生となった彼女が、唯一の居場所となった図書室にあった共用の「読書ノート」で顔も知らない生徒と文章を介した交流を始める物語。保健室登校を続ける燈に心境の変化をもたらした読書ノートでの交流。不思議に気が合う相手とのやりとりから再び時が動き出して、事故から険悪な関係に陥っていた友人とも向き合えて、新たな一歩を踏み出すきっかけに繋がってゆく二人のやりとりは切なかったですけれど、お互いを大切に想う気持ちが感じられた結末がとても印象的な物語でした。

2020/06/25

Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

《あらすじ・感想》ある日交通事故で最愛の恋人を失った。そんな燈の唯一の居場所は誰もいない学校の図書室だった。その図書室ではゆっくり本を読み読み終えたら共用読書ノートに記入する、そんな習慣があった。そんなある日誰も利用していないはずの図書室の読書ノートに誰かの記入があった。読んだ本も一緒だったり不思議と気の合う生徒とノートを通して交流していたが実は最愛の恋人との再会だった__。今までで読んだ本の中で2番目に泣けました。素敵な文章でスラスラ読了。あとがきまでしっかり読むべきです。是非一度読んでみて下さい。

2022/10/10

稲荷

"ノートを通じて亡くなった恋人と筆談ができる"という設定はよかったけど、個人的には幼なじみとの関係をもっと掘り下げてほしい感じた。最後のおまけ?は素敵。

2020/08/04

ツバサ

デビュー作に続いて、2作品目も感情を揺さぶられる内容でした。大切な人と別れを言うために、そこに至るまでの過程が良かったです。

2020/06/30

TERU

将来を誓い合った恋人を事故で失った。高校生となるもあの日彼を失った傷が癒えることはなく、この世界での生きる意味を見失っていた。そんな彼女は日々本を読み、読み終えた本を図書室にある共有の感想を書くノートに書き込んでいた。ある日彼女しか使っていなかったノートに他の人から書き込みがあった。ノート上でその人と交流していくうちに、その人はあの日亡くなったはずの...最愛の彼である事が判明し..? いつか来る終わりが分かっている分、そこに向かう2人の交流が尊い。 読了後も心地の良い浮遊感がある作品でした

2021/01/29

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