アポカリプス・ウィッチ(4) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)
アポカリプス・ウィッチ(4) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫) / 感想・レビュー
みどり
前作からちょっと間が空いた感じで、今回はカルタ一人で立ち向かう「全学大会」編。 鎌池さんの作品のすべてに通じる「普通のティーンエイジャー」がヒーローにならされる(自分から望んではいない、が結果的にそうなる)というのは、ブレないので好き。 今回はトーナメントだし、相手は世界の超一流。今後どうなるか、はどうやら後書きの後の1章がカギを握っている模様。
2021/08/07
真白優樹
世界各国から強者が集まるトーナメントが開催される中、人間側の黒幕の策略により、カルタ一人での出場を強いられる今巻。―――最強だと言うのなら示せ、誰にも負けぬその力。 アイネを使えず大ピンチ、敵としてくるのは世界中の超一流。更に色を変えた絶体絶命な状況の中、必死に生き抜き戦い抜いていく巻であり、ヒーローとならされるカルタに更なる絶望が突き付けられる、容赦なさが更に加速する巻である。世界か、それとも自分達か。知らずにいた残酷な真実を前に、絶望の中のカルタはどんな道を選ぶのか。 次巻も須らく期待である。
2021/08/17
Abercrombie
『全学大会』。黒幕によって圧倒的不利なルールに改変された主人公、どうするどうする!と、作者は不安を煽りまくるけど、いまさらそんなこと真に受ける読者なんていないよなぁ。異能者に少ない手札で立ち向かう試合の数々は、つまらないわけではないけれど、これって『禁書目録』の戦いと、あまり代わり映えしないような…。
2021/09/17
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