X 第11巻 (あすかコミックス)
X 第11巻 (あすかコミックス) / 感想・レビュー
合縁奇縁
新章スタート。小鳥の死から三か月、少しずつ立ち直り始めた神威。だが『七つの封印』『七つの御使い』が集結した東京は、激動の時を迎えようとしていた。神威達はCLAMP学園に転校。最初に比べてるとずいぶん丸くなったな神威。一般生徒の瀬川君登場。いよいよ地の龍の神威となった封真との初対決番外編は昴流くん「たった一人を想い続けることは…、病んだ心にしか出来ない…」
2019/01/05
藤月はな(灯れ松明の火)
陰惨さが続く中でオアシスとも言える学園生活。瀬川君の明るさは救いだけど彼の独白から分かる喪失が痛々しい。本当に、この漫画は少年少女らにも容赦がない。「封真」ではなく、誰にもなれて誰でもない地の龍、神威。だけど昴流が神威を救おうとした時の封真の名を呼ぶ神威へ苛立ちを見せたりとか、本当は信じられた親友である「封真」ではなく、地の龍としての「神威」としても「特別」と認めて欲しいのかな・・・。
2014/01/04
魯波
再読、前の巻でボロボロになった神威達のつかの間の平穏な日々がかえって切なく感じる。巻末では、いよいよ添え星となった封真との初対決で、次巻への期待を持たせてくれる。巻末の昴編はやっぱりせつない。
2013/07/22
雷華
発掘品。嵐の前の静けさのごとき平和な日常パート。この先を思うとぎゃぁぁぁとなりそうになるんですよね。空汰と嵐はツバサで幸せそうにしてる分けっこう辛い。本編は出版社サイドから内容変えなきゃ出版無理と言われてるそうですが……せめてラストはみたい気が……
2016/03/14
†ソエル†鳴らせ Hi-Fiな想いと 次元を超え胸打つメロディー
《JUSTICE》“重なり合う二つの『運命』”地の龍の神威が、急に優しくなって「…お前のことなら全部わかる」すごい殺し文句です。巻末の昴流君の「たった一人を想い続けることは…、病んだ心にしか出来ない…」も切ないです…(>_<)
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