神の名は日の本神話異聞 1 (あすかコミックス)
神の名は日の本神話異聞 1 (あすかコミックス) / 感想・レビュー
烏鳥鷏
歪んだ願いを叶える異国の神・サタンとその伝道師たちを倒すために、サタンにより不死の身を与えられた青年と、日の本の神が二人で旅に出る。サタンは人の願いを叶えながらも「猿の手」みたいに、願う者の言葉足らずにつけこんで結局不幸をもたらす。しかし一回死んでサタンに生き返らせてもらった主人公は「けして死なない体と人間のままの優しい心を」と姉が注文つけてくれたので、不死の苦しみはあれど心身が健全。この頃にはだいぶ著者の絵柄が華やかになり、初期作品の良い意味での泥臭さが失われて伝記物にはあんまり合わないのだが、世界観好
2015/06/04
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