万葉集: イラスト古典
万葉集: イラスト古典 / 感想・レビュー
びっぐすとん
図書館本。本当は同シリーズの大和和紀さんの『枕草子』を読みたかったのだが、図書館には里中満智子さんの『万葉集』しかなかったので、令和の縁だと思ってこちらを借りてみた。『天上の虹』は未読だが、この時代が得意の里中氏の絵には書き慣れた感じがあり美しかった。もうちょっと和歌のイメージが伝わる動きのある絵なら尚良かったけど。構図が似たものが多かった。万葉集の歌と言っても天智、天武、持統天皇とその家族関係の和歌が意図的にメインだったので、偏りがあるのも少し残念。真間の手児奈とか防人の歌等もイラストで見たかったな。
2019/08/29
荒野の狼
1990年発行の里中満智子が画を、歌人の米川千嘉子が文を担当した152ページの本。収録している歌には、里中の「天上の虹」「長屋王残照記(1991年)」「女帝の手記-孝謙・称徳天皇物語(1992年)」に登場する人物によるものが多いが、本書出版時には、「天上の虹」が既に1983年に連載が開始されている。
2021/07/27
脳疣沼
万葉集の入門にとてもよい。著者が女性だからか、女性の心情、とくに恋についての歌が、里中満智子の美しい挿絵とともに紹介されている。万葉集の知識などほとんどないが、著者の解説とともに読むと単純に綺麗なものだなと思える。しかし、すこし気になるのが、挿絵で、まあ少女漫画家なのでしょうがないのだが、どう見ても描かれている人物は日本人ではなく西洋人である。なので、ちょっと感情移入しずらいのだが、それは少女漫画を読み慣れていないせいもあるので、まあ個人的な感想である。
2014/09/10
kino
和歌集は文学的歴史書。
2012/09/08
ぷーのねーちゃん
歌って詠むのむずかしー、と思った。
2014/06/09
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