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ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)

ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)

ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)

作家
酒井駒子
出版社
学研プラス
発売日
2005-11-29
ISBN
9784052024948
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ゆきがやんだら (学研おはなし絵本) / 感想・レビュー

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やすらぎ

音もなく落ちてくる。風もなく降りつもる。終わることのない静けさ。取り残される切なさ。気づけば誰もいない。いつもあるものが何も見えない。この世界には、ぼくとママしかいないみたいに。部屋の中は暖かいのに。…まだやまない。見上げると、数えきれないくらいの雪花が、真っ暗な闇の世界から降りてくる。どこまでも続く景色。待ちきれない気持ち。まだやまない。天空から降る星よ、消えてくれ。…小さな手に触れた結晶は溶け、母の手が優しく包みこむ。帰ろう。パパは明日、帰ってくるよ。たくさんの小さな足あとが、雪化粧に華を添えている。

2021/12/11

雪が珍しくて、積もっていくのが嬉しくて、景色の変化を見るのが楽しかった幼い頃を思い出しながら読んだ。懐かしいなぁ・・こういう感覚。こんな日に遊びに出ちゃダメなんて言われながら、ウズウズ、我慢しきれずにこっそり窓を開けて手のひらに雪を受けたり、ベランダに積もった雪をかきあつめたりした。お母さんうさぎと子うさぎの穏やかなやりとりが心温まるし、酒井駒子さんの絵もこの世界観にぴったりで、とても良い絵本。

2013/04/20

Willie the Wildcat

雪。子供にとっては楽しいことばかり。大人の視点との比較に、過去の自身への反省を含めて苦笑い・・・。やれ「風邪を引く」、「服がよごれる」などなど、つい小言が頭に浮かぶことがある。でもきれいなんだよなぁ。いつもと違う世界なんだなぁ。子兎の目が輝くのがよくわかる。絵も親子の優しさが一杯!お気に入りは、「母兎が子供に外出着を着せている」ところ。なぜだが、2匹から、うれしさや楽しさが伝わってくる気がする。

2013/01/26

おくちゃん🍎柳緑花紅

雪が降っているために、今日は園がお休み、お父さんも出張から飛行機が飛ばないので帰ってこれない。そんな雪の一日。真っ白でだぁれもいない雪の音だけが聞こえる、静かで寒い。だけど夜の歯磨きを終えて外を見ると。。。母子の姿がなんとも優しい。雪がやんだからお父さんも帰ってくるね‼良かったね‼酒井駒子さんがとても静かな雪の一日を描いています。

2015/12/15

はな

雪が降った日の気持ちってこんな感じ。いつもと違う風景、いつもと違う過ごし方。少しワクワクする。サラサラと降り積もる雪の音を聴いていると「綺麗だなぁ」と思いつつ、少し寂しい気持ちになったりもする。子供の頃、家の窓から雪の降り積もる外を眺めていたときの気持ちを思い出しました。

2019/12/27

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