あきらめないこと、それが冒険だ: エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険! (ヒューマン・ノンフィクション)
あきらめないこと、それが冒険だ: エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険! (ヒューマン・ノンフィクション)
- 作家
- 出版社
- 学研プラス
- 発売日
- 2006-06-01
- ISBN
- 9784052025365
あきらめないこと、それが冒険だ: エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険! (ヒューマン・ノンフィクション) / 感想・レビュー
おはなし会 芽ぶっく
第53回青少年読書感想文コンクール課題図書 高学年 教育出版国語 6年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】
2015/06/19
ネジとサビ
野口健、アルピニスト。知名度があるので何となくは知ってはいたが、その大成するまでの葛藤や思春期に抱いていた劣等感、そこから抜けだそうともがく姿は子どもたちの共感を得られるのでは。自然の雄大さや恐ろしさを語るくだりは臨場感に溢れ、そこに居合わせた気持ちにさせられます。大変読みやすいので、たくさんの児童に勧めたい。スモールステップでも継続することの大切さ。新しく何かを始めたくなる良書です。また、野口健のお父さんが素晴らしいのだ!
2021/06/20
みとん
小学生の国語の教科書で紹介されている本。登山家の野口健さんの自伝。世界最年少で七大陸最高峰制覇を成し遂げ、山の清掃活動に熱心に取り組む登山家として有名な野口さん。少年時代は落ちこぼれだったし、なかなかのワルガキだったとの意外性を持つ人物。登山の魅力に取りつかれ、エベレスト登山の時に現在の活動につながる経験をする。うちの小学生たちも遠足ついでにゴミ拾いをする「ちょボラ(ちょっとボランティア)」をしているので、ぜひ読んでほしい。来年あたりには、この本で感想文とか感想画を書かせてみたいなぁ。
2016/11/10
ひじり☆
【光村図書 小学校教科書 国語 4年 紹介図書 平成27年度】何気なく読んだが、素晴らしかった‼父の言葉も良い。勉強は必要な時にとことんする。大自然の中に入れば、自分のちっぽけさに悩みなんて吹っ飛ぶのだろう。普通の生活が王様のよう。富士山清掃活動はあまり知らなかった。もっと勉強して、教材にさせてもらおう。
2019/01/10
杏子
十代で世界の五大陸最高峰に登頂を果たし、25歳の時に世界の最高峰エベレスト登頂成功させた野口さんが、次に目指したのはエベレスト清掃登山。エベレスト登山から、富士山の清掃登山まで…野口さんの歩んできた道を通して、あきらめないで何度でも挑戦を続けていくことが大事なことなのであると説いている。野口さんいわく、誰もやらないことをやろうとするのが冒険なのだそう。だから野口さんにとっては、エベレスト登山もゴミ拾いも冒険なのだということになる。野口さんの活動の輪が次第に広がっていったのが本当にすごい。
2012/06/17
感想・レビューをもっと見る