ふゆってどんなところなの?

馨

かわいい絵本。このくまたちのような冬眠してみたいと思ってしまいました。くまたちは冬がどんなものか知らないのか。こぐまは夢があって良いな。

2021/11/21

Kawai Hideki

冬眠せずに、冬がどんなところか見てみたい、子グマ3兄弟のお話。表紙は冬眠直前の晩ご飯。子供たちはアイスクリームをご所望だが、お父さんからは冬は食べ物がなくてお腹がすいてしまうから、途中で起きないよう、ごはんをしっかり食べて寝なさい、とたしなめられる。三匹は眠りにつくが・・・一番下の子が冬の途中で目が覚めて、他の子も起こしてしまう。窓の外は真っ白な世界。食べ物がなくて困るかな、と思いきや、雪だるまのアイスクリーム、雪の積もった木の綿菓子、ココアの温泉が沸き、巨大ショートケーキが・・・という夢オチ。いい夢だ。

2016/12/13

Natsuki

冬眠して春を待つために、腹ごしらえに余念がないくまさん一家。いったい『ふゆって どんな ところなの？』と、興味津々の子どもたち。くまにとっての冬という現実と理想がうまくミックスされた絵本。こんな冬だったら、冬眠なんてしてる場合じゃない(笑)

2019/12/22

♪みどりpiyopiyo♪

ぐっすりおやすみ、春がくるまで…。■見たことないけど、冬っていったいどんなところなの？　子ぐま3兄弟の おいしい楽しい冬のおはなしです。工藤ノリコさん 初めて読みました。『ノラネコぐんだん』とか『ピヨピヨ』とか、人気シリーズをお持ちの絵本作家さんなのですね。■個人的には、幼児期には王道の冬眠絵本でイメージを固めて、こーいう変化球は小学生くらいからのお楽しみにしてあげたいです。■お部屋の端々に現れる タコさんとかペンギンさんとかもかわいいから見落とさないでね (ღ′◡‵) （2012年）（→続

2018/01/15

さらば火野正平・寺

またまた読んだ工藤ノリコの絵本。ヒヨコもペンギンも好きだが、こちらは熊。熊の家族がまた可愛い。ある日の晩餐から始まる。食事もそこそこにアイスクリームを欲しがる子供達に、冬が来るのでもっと食べる様に促す親。なぜなら今夜から冬眠するからだ。床につく熊の子供達が不意に目覚め、そっと窓の外を覗くとそこはお菓子で出来た冬の世界。工藤ノリコの絵本に出て来る食べ物はいつも美味しそうなのだが、食べ物の絵というよりも、ココアとクッキー等、食べ物のちょっとした組み合わせに妙味がある。春で目覚める家族の絵の温かさ。

2015/05/28