泣けるいきもの図鑑
泣けるいきもの図鑑 / 感想・レビュー
馨
特に野生動物の切ない生態に驚きました。みんな死ぬ運命だってわかっていても、生まれてくるし生まれたからには精一杯生きていくし精一杯死ぬのだなと思いました。その動物の習性で切ないのは定めなので仕方がないとしても、人間のエゴで悲しい一生となる動物は今後出してはダメだなと強く思いました。
2017/12/24
あじ
【児童書】「ざんねんないきもの事典(高橋書店/発行)」で大ヒットを飛ばした、今泉忠明さん監修の新刊(Gakken/発行)です。「ざんねんな…」シリーズに酷似した紙面作りと内容ですが、子供たちにとってはどうでもいいことかもしれません。補食されない限り、若返り続ける不老不死のクラゲ。伸び続ける牙が、頭に刺さって死んでしまう事がある生き物etc。好奇心で目を輝かすに違いない仰天ネタが満載。またコラムでは定番のタロとジロやエルザ、絶滅した動物などの『泣ける実話』を取り上げています。中学年から読める本です。
2017/09/26
あっか
悲しい生き物の生態紹介かと思っていたら…まさかこっちがこんなに泣かされるとは!!楽しく読みながら、動物×人間の物語や、子育て動物にはホロッと来ました。ウツボ…(;ω;)月並みですが、動物って改めて奥深いなと感じました。ポップな絵柄で全体的に可愛らしい感じなのに、中身は深いです。敢えて写真ではなくデフォルメされたイラストだからこそ、より分かりやすかったかも。読んで良かった!
2018/01/12
K
面白かった!カゲロウが羽化したら数時間しか生きられなくて子孫を残すのが精一杯で水や食べ物を取る時間もなく口すらないなんて。まさに愛はカゲロウ、、。
2018/01/09
えっくん
★★★☆☆「ざんねんないきもの事典」の便乗本と思いきや、同じ著者により監修された本でした。気の毒で泣けるような生態も紹介されていますが、人間のエゴにより死に追いやられてしまった悲しい動物たちの逸話も掲載されています。ソ連時代、人工衛星に実験用として乗せられ、地球に帰還することができなかった犬。船が遭難して脱出ボートに乗れなかった猫。口の中で稚魚を育てる親魚の口に他の魚の稚魚が寄生し、そうとも知らずに稚魚を育てる魚。世界で最も醜い魚に選ばれた「ニュウドウカジカ(本当にブサイクでした)」の話が印象的でした。
2018/01/01
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