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脇役ロマンス (名作転生)

脇役ロマンス (名作転生)

脇役ロマンス (名作転生)

作家
小島水青
小松原宏子
北野勇作
こざきゆう
森奈津子
粟生こずえ
出版社
学研プラス
発売日
2017-05-30
ISBN
9784052046391
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脇役ロマンス (名作転生) / 感想・レビュー

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☆よいこ

YA。奇想天外二次創作型小説短編集②[フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン:小島水青]かぐやひめ、その後。[ロザラインの憂鬱:小松原宏子]ロミオとジュリエット。本との愛とは何か?思い悩む女子中学生[カーニバル・ゲート:北野勇作]SF版羅生門[人魚に恋して:こざきゆう]人魚が恋しくて、人魚になった漁師の息子[シンデレラの姉:森奈津子]現代版シンデレラ。ハピエン[ぼくの名は:粟生こずえ]寿限無▽羅生門と寿限無が秀逸。かぐやひめもよかった。

2019/12/03

えみ

名作転生シリーズ今回は脇役ロマンス!元になっている名作は「竹取物語」「ロミオとジュリエット」「羅生門」「人魚姫」「シンデレラ」「寿限無」の6話。語り継がれてきた名作が、生まれ変わりニューストーリーとなって読者を楽しませてくれる。脇役の良さが存分に生かされている。特にお気に入りなのがロミオとジュリエットを元にしている「ロザラインの憂鬱」。鳥肌立つくらい上手い台詞が最後に組み立てられて二度読みしたほど。全ての話に似合う結末はあるけれど、これだけロザラインの意味に命が灯る最後はなかなか偶然ではできない。面白い。

2024/07/28

花林糖

(図書館本)『悪役リメンバー』よりももっと面白かったです。「ロザラインの憂鬱」「ぼくの名は」が特に良くロザラインが一番好みで、伏線回収お見事です。「シンデレラの姉」は姉もその後幸せで後味良し。「人魚に恋して」は置いてきぼりを喰らった読後感でした。え、、、、、、オチはそれですか。

2021/06/09

Norico

奇想天外二次創作型短編小説集、私が読んだ順番では2作目。元ネタは竹取物語、ロミオとジュリエット、羅生門、人魚姫、シンデレラ、寿限無。シンデレラのお姉さんの物語が面白かった。そうだよなー。たしかに、鏡見れば義理の妹より自分が可愛くないって分かるのに、母親の期待も裏切れず、実はつらい立場だったのかも。

2019/03/07

すがやん

名作から物語を広げた短編集。それぞれ面白かったが、竹取物語の後日談が特に好み。さくっと読める薄さの本なので、シリーズ全て読んでみたい。

2022/07/04

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