主役コンプレックス (名作転生)
主役コンプレックス (名作転生) / 感想・レビュー
☆よいこ
奇想天外二次創作型短編小説集③[4:田丸雅智]舌きり雀。恩返しに来るのは数字の4[きょうの眠り姫:石川宏千花]ロマンチック[正しい玉手箱の使い方:粟生こずえ]浦島太郎とピーターパン[バベルの末裔:小松原宏子]SF[銀河のものおくり:巣山ひろみ]銀河鉄道の夜、現代版。パンクな死神がいい味[あなたは美しい:せいのあつこ]白雪姫[パペット:北野勇作]トロッコ。SF[マンホールの女神様]金の斧銀の斧[やまんばと小僧:田中啓文]三枚のおふだ[風になっても:小島水青]鉢かぶり姫。SF▽「やまんば~」のコント具合に笑
2019/12/09
えみ
名作転生シリーズ3作目は「主役コンプレックス」前2作に比べると少しだけライト感が増すけれど、主役コンプレックスの副題に偽りなく、ぐるぐる悩みが尽きない、自分の置かれた環境に困惑、隣の芝生は青く見える、が上手く溶け込んでいる。今回は「舌切り雀」「眠れる森の美女」「浦島太郎/ピーター・パン」「バベルの塔」「銀河鉄道の夜」「白雪姫」「トロッコ」「金の斧銀の斧」「三枚のお札」「鉢かぶり姫」の10篇収録。特に印象的だったのは「白雪姫」と「金の斧銀の斧」。オリジナルを踏襲して追い込まれていく物語の現実が道徳の授業。
2024/08/11
花林糖
(図書館本)シリーズの他2作に比べると期待した程ではなく残念でした。「バベルの末裔」は後半の管理外のお婆さんとの交流が良かったです。面白かったのは「やまんばと小僧」。
2021/06/12
Norico
奇想天外二次創作型短編小説集、私が読んだ順番では3作目。元ネタは舌切り雀、眠れる森の美女、浦島太郎&ピーターパン、バベルの塔、銀河鉄道の夜、白雪姫、トロッコ、金の斧銀の斧、三枚のお札、鉢かぶり姫。このシリーズ知ったきっかけの田中啓文さんの「やまんばと小僧」、三枚のお札投げて出てくるものが現代的でいいなー(笑)。白雪姫のお話は、新しいお母さんも王さまがちゃんと好きって言葉にして言ってくれてたら、鏡に頼らずに生きていけたのかなぁ、と考えさせられます。
2019/03/07
深青
銀河鉄道の夜と白雪姫の話が好き。こうリメイクされたものを読むと原作が読みたくなる。
2017/11/08
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