ジャッキ-ペイパ-をさがして
ジャッキ-ペイパ-をさがして / 感想・レビュー
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三田誠広の1992年作品。 男性2人女性1人のフォーク・ソング・グループを主要登場人物に、女性メンバーをヒロインに配置した物語。 音楽活動をしていた頃の回想シーンと、音楽バーを営む現代シーンとが、不規則に入れ替わり、三人の三角関係が徐々に深く描かれていきます。 三角関係と厳しい現実を描いていながら、読み心地は切なくも美しく、穏やかな気分で読めます。。 ただ、読後感が結構軽く、そのあたりが文庫化されていない原因のひとつかもしれません。
2017/11/20
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