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邪馬台国の謎と逆転日本列島 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 116)

邪馬台国の謎と逆転日本列島 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 116)

邪馬台国の謎と逆転日本列島 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 116)

作家
飛鳥昭雄
三神たける
出版社
学研プラス
発売日
2002-07-15
ISBN
9784054013094
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邪馬台国の謎と逆転日本列島 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 116) / 感想・レビュー

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キー

前作で、一旦日ユ同祖論テーマは終了したのか、今作では邪馬台国の位置を構造地質学を元に推理する内容に。 今まで古代史ミステリーのシリーズは、文献学、比較神話学を元にした文系な展開でしたが、ネオ・パラダイムASKAシリーズの古代史シリーズとは別の地球科学・宇宙科学ミステリーで説いてきた内容を元に古代史を推理する理系な展開。 惑星ネメシス、ポールシフト、地球膨張論といった説には、胸がワクワクさせられました。 結果的には、仮説の域を出ないのですが、それが真実なのではないか、と思わせてくれる楽しい内容でした。

2018/03/20

Berlin1888

邪馬台国謎解き本は数あれども、おそらくトンデモ考証ゲームとしては一番楽しい本。邪馬台国の時代、日本の地形は現在とは全然違っていた! それどころか、南北が逆転していた! この前提に立って「魏志倭人伝」を読み解いたら、なるほど記事が矛盾なく、どんどん説明がついていくのです。文献主義の邪馬台国考証としてはひょっとして最高ケッサクなのでは? 傑作ではなくてケッサク。きっと地球物理学とか、そっち方面から考えると噴飯モノなのだろうけれど。壮大な伝奇SFと思って読むのがいいかもしれない。

2017/12/12

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