聴き飽きない人々
聴き飽きない人々 / 感想・レビュー
MASA123
2005年に、作者と音楽関係者とで交わされた対談集であるから、ずいぶん古い話です。1980年代の音楽シーン回顧がメインのテーマで、本書の副題にもあるとおり、ロックとフォークは対象から除外されています。対談集なのですが、相手の話はそのままに掲載しているが、作者の話した内容は、本の執筆時に大幅に加筆修正したそうだ(まえがきで公表している)。 アフロとブラックミュージックは、わからないので読み流して、3章のポップスは共感した、80年代ポップスは、マイケル、プリンス、マドンナが出現した。6章のジャズは(つづく)
2022/10/30
Sherlock Holmis
自分は音楽が好きなのか、それとも音楽評論が好きなのか、とふと考えこむことがある。もっともこれは評論とは言い難い、さらにいえば読書とさえ言い難い、菊地氏おなじみのテンションで自由に(あるいは無計画に)繰り広げられる雑談を横で聞いているような本。その場に鳴っていない音楽について語り合うことの愉しさを噛みしめる。
2021/05/30
yoyogi kazuo
著者が前書きで書いている通りディスクガイドとしては不十分だが菊地成孔の音楽の嗜好を知るには格好の書。尤もそれはこの本に限らないのだが。ジャンルによって熱量の差があり、特にポップスについての意見が投げやりで参考にならなかった。
2021/03/16
ビーフハート
対談完全版、ということで面白かった。アフロの項目が追加されたのも嬉しかったし。
2018/07/08
かみのけモツレク
追記がこまかいのがうれしい
2016/06/28
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