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古事記外伝 (Esoterica Selection)

古事記外伝 (Esoterica Selection)

古事記外伝 (Esoterica Selection)

作家
藤巻一保
出版社
学研プラス
発売日
2011-07-13
ISBN
9784054042940
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古事記外伝 (Esoterica Selection) / 感想・レビュー

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にゃも

日本神話系の本は神さまの名前がややこしくて、読んでいる間中頭の中がいろんな神さまの名前でいっぱいになる。先日読んだ神さまがやどるお掃除の本と相まってお掃除に力が入ってしまった(笑)古事記や日本書紀だけではなく各地に残る伝承や寺社の縁起や祝詞などから、ヒルコ・アマテラス・サルタヒコそして出雲の神々の本来の姿を推察していく様はまるで神話の時代の日本を旅するようでとてもワクワクした。特にサルタヒコについての知識がほぼ皆無だったため、その多面的な属性に興味を惹かれた。それにしても古事記の文章のなんと美しいことか!

2015/10/04

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

**日本神話**日本神話ネタの小説読解の為読了。出雲、伊勢、葛城、物部、忌部、土蜘蛛。正史では封印され、記紀から意図的に除外された氏族と神話群がある。古代天皇家と中臣、藤原氏による神話隠し。異説の古代史ミステリー(紹介文、他より)――古事記は天武天皇の命によって編纂された説が有力です。時の権力者にそのあり様が委ねられている性格上"編集加工"がされている可能性は大いにあり得ます。もちろん真偽は定かではありません。しかし天皇・古事記ネタの伝奇小説ではその隠された部分こそが重要!伝奇小説のキーワード満載の良書!

2013/01/01

白やぎさん

浅葉なつさんの「神様の御用人」で参考文献として挙げられていた本。記紀にある神様の正体に迫ろうという内容で、多くの文献を読み解いた、読み応えのある作品だった。歴史は権力者によって改ざんされ、我々はそれを真実だと思い込まされてきた、という事実に直面する。信仰さえ権力者に操られていたのかと思うと、何も考えてこなかったことを反省するばかりだ。神様の正体を知ってどうなる、という声もあろうが、自分たちが盲目的に信じていることへの警鐘ととらえる。「御用人」の中の神様と会えたり、新しい神様と知り合いにもなれる。

2024/10/07

ニャン

古事記と日本書紀を読み比べてみたいと思う。日本史ももう一度勉強したくなった。

2013/12/04

甘木

ヒルコの話は概ね考えは一致するけど、その他は何とも。とりあえず猿田彦、古事記・日本書紀の違いくらいは、早めに確認しときたいな。

2013/11/26

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