恐れることは何もない: この世をうまく生きるブッダの智慧 (Esoterica Selection)
恐れることは何もない: この世をうまく生きるブッダの智慧 (Esoterica Selection) / 感想・レビュー
seichan
テーラワーダ仏教(南伝仏教)のお坊さんによる、舌鋒鋭い仏教案内。「中道」や「八正道」についての説明。 中道はほどほどとかまんなかということじゃなく、苦行や耽溺の両極から離れて超越した「寄りかからない生き方」の話というのは納得。 すぐ短絡的に判断しようとすることで怒りと不和が生じてくるので、「判断を一度置いておいて」情況を正しく把握することに努めることから正見が始まるなどなど。 書いてあることも口調もシンプルだけど考えさせられる本。
2017/07/13
0422
とてもいい
2013/05/18
doradorapoteti
中道についての説明はわかりやすい。
2012/09/15
やまえつ
この本は2000年に泉書房から出版された同名書に加筆修正したものだそうだ。だから、比較的に新しいことが例えに用いられている。内容はブッダが教えるこの世をうまく生きる「技術」について書かれている。特に印象に残ったのは、中道に対する世間の誤解を解こうとしてかなりのページをさいているところだ。よっぽど日本では誤解された解釈が広まっているのだろう。八正道のまとめは分かりやすくてよかった。最後にテーラワーダ仏教と大乗仏教の違いについて述べられている。知らない方はよく読んでおくといいだろう。
2010/10/30
yuya
今に意識を集中させよ
2019/06/17
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