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金田一秀穂の日本語用例採集帳

金田一秀穂の日本語用例採集帳

金田一秀穂の日本語用例採集帳

作家
金田一秀穂
出版社
学研プラス
発売日
2013-04-01
ISBN
9784054056565
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金田一秀穂の日本語用例採集帳 / 感想・レビュー

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kinkin

面白かった。辞書を作る立場の著者が日本語の中から言葉を選んだエッセイ集。エッセイに使われている言葉が辞書でどのように書かれているのかと併せてかかれている。普段当たり前のように話したり書いたりする言葉についてそれを例えば人に説明できるかを考えるととても難しいことに気づいた。「物」「前」「居る」「ある」他たくさん。そして昔からある言葉が時を重ねると違った意味になったり、使われなくなった言葉にも使っていきたいものがたくさんあることにも。

2017/12/13

yakko-kawataka

自己紹介では100年続く、老舗の辞書屋。 と自らのことをおっしゃっておられました。 この本を読んでみると、まだまだ使いこなせていない言葉がたくさんあるな〜。 とおもう。

2014/10/20

ムツモ

言われてみればふむふむ、確かに。無意識に、こんなに微妙なニュアンスをちゃんと使い分けてるわたしに乾杯!近頃気になる「大丈夫」の乱発が取り上げられてたのもちょっと嬉しかった。

2013/12/20

mft

言葉を一つ取り上げ、それについての語釈の難しさだったり、他の語との違いであったり、昔と今の違いであったり、についての短いエッセイを集めた本

2021/01/26

marua

変わり続ける言葉の変遷を昭和-平成時代で切り取ったエッセイ集。特に「鳥肌が立つ」の一節は団塊の世代が変えた言葉についても書かれていて、年寄りは今の若者言葉を乱れているとか云ってる場合じゃないぜとしみじみ。言葉にたくさん接して、自分が美しいと思った言葉を美しく使う努力を続けなきゃいけないと思った。2段組みの下段にエッセイで出てきた言葉の意味を辞書から転載するという仕掛けもサービス精神満載で、でも知りたい言葉は載ってないという(笑)これは辞書に向かわせる戦略だな、きっと。実にうまい、良い本でした。

2015/04/08

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