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古事記完全講義

古事記完全講義

古事記完全講義

作家
竹田恒泰
出版社
学研プラス
発売日
2013-09-17
ISBN
9784054057920
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古事記完全講義 / 感想・レビュー

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ポチ

『古事記』って何?何も知らない人が読むにはいい本かも。書かれていることを面白おかしく解説しているが、皇室に連なる方なので右傾向になるのは仕方ないか。

2018/06/24

たっくん

1300年前、天才的な記憶力の持ち主稗田阿礼、文章の構築を得意とする太安万侶により初めて書かれた日本語での歴史書。古きことを記す、天武天皇の勅命で編纂を始め712年元明天皇の時代に完成した。正史としての日本書紀が当時の先進国家唐を意識して漢語で書かれていることと対比をなす。聖書が明らかに男尊女卑なのに、古事記は意外にそういう面がなく、物事の意思決定は合議制、しかも笑いとエロティシズムに富む。兄弟肉親が紛争、不倫、天皇暗殺など多く人間的。天孫降臨・・天照大神の孫の瓊瓊杵尊、なぜ子の天忍穂耳命ではないのかな。

2014/04/07

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

「古事記とは、栄華も恥部もシリアスもユーモアも清濁併せ呑んだ、日本の誇るべき神話体系である。」という著者の一貫した主張は、まるで宗教の宣教師のようだ。講演の文字起こしで脱線や擬音もしっかり収録されているので、読みやすいし面白い(笑)著者の主義主張は時代錯誤もいいとこで全く辟易だが。神話が真実かどうかはさておき、読み物としては楽しめたし、日本の起源を教養として知るという点では役立った。 著者の思惑に反し、読後「古事記を読んでないやつは日本人じゃない!」なんて馬鹿げたことは思わなかったので一安心(笑)

2018/03/16

デビっちん

著者の講演を収録したDVD17枚分の書き起こしです。総額5万円以上が2千円もせずに読めるのは嬉しいです。内容はと言うと、講演の書き起こしなので古事記の解説はもちろん、適度に脱線があり楽しく読めました。『現代語 古事記』の補足解説版といったところでしょうか。かっこにくくると言う歴史書の科学的な読み方は今後色々と活かせそうです。事実よりも真実を受け入れ、伝えていくことの大切さを学びました。

2020/12/24

ゆきこ

竹田先生の古事記講義を文字に起こした一冊です。いつもの竹田節が炸裂していてとってもおもしろかったです。絶妙な語り口に何度も吹き出しながら、楽しく古事記を勉強できました。おおらかで寛容な古事記の魅力を存分に味わえました。

2017/11/10

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