まんがサイエンス (4) (ノーラコミックス・デラックス)
まんがサイエンス (4) (ノーラコミックス・デラックス) / 感想・レビュー
白義
前半は第二巻の話を補完するような、H-Ⅱまでの日本のロケット開発史のお話。最初はペンシルロケットによる実験しか出来なかった日本が、宇宙開発事業団と宇宙科学研究所という二系統にわかれ、やがて純国産大型ロケットを発射するまでに至る歴史が手際よく、また著者自ら取材したH-Ⅱ打ち上げの熱気を中心に情感豊かに語られる。そして宇宙の話から離れた後は地球とばかりに、フロンガス、温室効果、森林破壊、ごみ問題と地球環境危機を扱った一大長編が展開される。自然と科学の発展のバランスを考える視点は当時においても優れたものといえる
2011/07/15
hibimoriSitaro
再読。1994年9月初版の2000年6月4刷。H-IIロケットと地球環境保全の話。巻末の全作品リストの標題がワープロ時代の横倍角文字で頬笑ましい。このマンガに描かれたあとオゾンホールを概ね解消できたのは啓蒙・努力・勝利の成功例に挙げられると思う。他はぜんぜんだけど。だいたい欧米中の行儀の悪
2020/08/10
ビシャカナ
メインは環境問題について、初版は昔のことだから今とは事情も異なるが、環境問題の原因は巡り巡って分かりにくいために世界中が協力する必要があり、そのためにまずは一人ひとりがやれることをやるという環境問題の解決方法は今も昔も変わらない。それはそうと今までと違って社会派な内容だからグッとくるカットが少ないのが残念だった。
2014/07/25
むきめい(規制)
地球温暖化
2019/06/20
白い駄洒落王
ちょっと偽善的かな。
2012/10/22
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