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吉原暗黒譚: 狐面慕情 (学研M文庫 ほ 8-1)

吉原暗黒譚: 狐面慕情 (学研M文庫 ほ 8-1)

吉原暗黒譚: 狐面慕情 (学研M文庫 ほ 8-1)

作家
誉田哲也
出版社
学研プラス
発売日
2004-04-01
ISBN
9784059002857
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吉原暗黒譚: 狐面慕情 (学研M文庫 ほ 8-1) / 感想・レビュー

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MarsAttacks!

ミステリアスな警察小説でも、爽やか青春小説でもない、誉田哲也さんが描き出す時代小説。こんな引き出しもあるのかと感心しながら読みました。物語は思ったよりも時代小説っぽくなく、現代でも通じそうな展開と登場人物たち、なかなか趣向の変わった作品を楽しみました。続編があっても面白いかも。

2013/02/07

れいぽ

誉田さんの時代劇と聞いて興味津々で読みました!吉原を舞台に、貸し花魁殺しの謎にせまる貧乏同心今村と、元花魁のくの一彩音。事件の真相のイヤ~な感じは「国境事変」「ハング」を思い出させます。彩音のキャラ立ちが秀逸なので、彩音を主人公にリライトしたら面白いかもしれないですね~(お色気シーンは不要で^^;)。できれば姫シリーズではなくドルチェっぽい感じがいいなー^^およう&幸助のその後も知りたいので続編があれば嬉しいかも♪こちらは「武士道シリーズ」系でお願いします(笑)

2012/09/17

まつじん

現代ミステリー(特に警察小説)ばかり書いていると思っていた誉田哲也の時代物、といっても江戸時代の吉原を舞台にした捕り物に二重人格を足した、まぁミステリーですな。 お話としてはてらいもなく大きなトリックもなくホラーでもなく淡々と進んでいきます。グロイようでいて結構爽やかな誉田哲也の持ち味が出ている作品だと思いました。

2007/08/16

みすまりも

すでに絶版本で入手に苦労したので、手に入れたときの感動はひとしお。 それはおいとくとして、話は誉田作品おなじみの警察ものをそのまま江戸時代に持ってきたかのよう。次々と起きる事件、わずかな手ががりから犯人を追ううちに徐々に明らかになる暗闇に蠢く奴ら、そしてそれに踊らされる心に暗闇を抱えた人。華やかな花魁の姿に見え隠れする大きな力。主人公の同心が俗物すぎてどうにも憎めないんだわ、相棒役の元花魁の働きもカッコいいなぁ。殺害シーンのエグさはこの作品でも健在。これ、シリーズにしてもいいと思う、誉田さん書かないかな。

2011/10/08

kei@名古屋

文庫にて読了

2013/03/05

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