クトゥル-神話事典 (学研M文庫 ひ 1-7)
クトゥル-神話事典 (学研M文庫 ひ 1-7) / 感想・レビュー
はにまる
用語辞典、作品案内、作家名鑑、歴史年表で構成。作家名鑑は日本人作家もかなり網羅してるし(ニャル子さんもw)、作品紹介には創元・国書刊行会・青心社のどの全集のどの巻に収められているかリファレンスがあるため、読書案内として非常にありがたい。最後の歴史年表が、クトゥルー神話のフィクションの歴史と、実際の歴史と、クトゥルー関連の作家・出版の歴史が並べて示されて、めちゃくちゃ面白い。南極で「狂気の山脈にて」の事件が起きた年にエンパイア・ステート・ビルが完成し、満州事変が起こり、コリン・ウィルスンが生まれたのか、とか
2022/08/21
maomao
「クトゥルー神話関連本で何か一冊買いたい」という人に断然オススメの一冊!!特に「作品案内」の項目で、主要な関連作品のプロットが網羅されている点が良い。用語辞典や歴史年表も役に立つ。さらに文庫サイズで持ち運びに便利。
2014/03/31
いかさま
とりあえず、『クトゥルー神話事典』から新訂、第三版と買ってきたので、ざっと差分だけチェックした。 気になったのは、「クトゥルー神話の歴史」で『這いよれ!ニャル子さん』の出版社が電撃文庫になっていた。 クトゥルー神話関連のガイドブックでは、とりあえずこれを持っておけば良いとおもいます。
2013/08/27
トウリン
まさにクトゥルー神話事典。『作家名鑑』の項では、古典だけではなく、クトゥルー神話に触れている古今東西の作家が出てきます。凄いですね、この影響力。
2013/06/09
bittersweet symphony
NHKで放送されたので( https://www4.nhk.or.jp/darkside/x/2019-09-19/10/28509/2292013/ )、未読本棚から。内容的にはパルプ・フィクションのくだらないネタと寸分違わないというか実際その物だったわけですが、生理的な違和感があるのが中毒性の源泉ではありますね。後続作家のエピゴーネンとかパスティーシュやパロディは基本的に語るに値しないものではないかと思います。
2019/09/26
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