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安倍晴明: 謎の大陰陽師とその占術 (学研M文庫 R ふ 3-1)

安倍晴明: 謎の大陰陽師とその占術 (学研M文庫 R ふ 3-1)

安倍晴明: 謎の大陰陽師とその占術 (学研M文庫 R ふ 3-1)

作家
藤巻一保
出版社
学研プラス
発売日
2000-09-13
ISBN
9784059010074
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安倍晴明: 謎の大陰陽師とその占術 (学研M文庫 R ふ 3-1) / 感想・レビュー

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安倍晴明入門として最適。陰陽道の具体的な技法の紹介等は無く、彼の人生の物語。わかりやすい内容で読み物として面白い。

2016/11/18

Jack Amano

立花隆氏の書評で興味が湧いて読んでみた。そもそも、史実としては不明な部分も多いし、作り話である、という前提でこの本も書かれている。史実はともかくとして、謎の大陰陽師安倍晴明について、このように言われていると話が進む。史実だと思わなければ、なかなか面白い。歌舞伎などのエンターテイメントとしては最高。巻末の晴明伝用語解説は、陰陽道で使われる言葉の解説として便利です。

2024/12/04

安倍晴明&陰陽道の初心者向け入門書。陰陽師の実像に迫る検証本かと思いきや、晴明伝説の中で最も遅く成立したとされる「安倍仲麻呂生死流傳輪廻物語」をテキストにした伝承の中の陰陽師像の紹介といった体裁。実説と虚構の違い、考証上の矛盾にツッコミを入れながら、物語に沿って陰陽道の知識を初歩から解説してもらえるのであります。晴明伝説200ページ、陰陽道解説60ページ、付録で掲載の牛頭天皇伝説30ページという構成。難しい内容ではございませんが、本格的な解説を期待した読者には物足らないかも。星4つ。

2018/09/20

いきもの

基本的には史実ではなく説話の晴明を物語風に描いている本。だが、途中途中で史実と照らしあわせた解説や本の後ろの方にも(本の厚みに比して)結構な分量を用語解説に割いている。そんなに悪くない。

2013/04/20

紫暗

実在した安倍晴明の話ではありつつ、遥か昔に描かれた物語の中の晴明について書かれています。時代考証を行うと矛盾が出てくるようなフィクションなので、ノンフィクションを読みたい方には不向きかもしれません。完全な小説というわけではなく、物語の途中で頻繁に著者の解説が入ります。フィクションとノンフィクションを半々にしたイメージでした。イメージとして作られた晴明を知りたい方にはお勧めです。

2010/12/20

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