末世を生きる: 禅のこころが分かる (学研M文庫 T み 1-2)
末世を生きる: 禅のこころが分かる (学研M文庫 T み 1-2) / 感想・レビュー
やす
地獄の長匙 天国の長匙という話は、心のもち方ひとつで人の行動も変わってくるといういいお話である。菩提心をもて、という教えもまたいい。残念なのは、時代や社会背景によって、世の中は変わって今うことだ。戦争法案ができた今年、改めてこの本を手に取ったが、初版当時(1974年)、山田無文先生は、世界の信頼を取り戻すためには、自衛隊をなくせと言っている。高校生の心の問題で心配だったのは当時は自殺であった。今は殺人かな。時代に反映されて心も変わってしまっている。残念!
2015/10/17
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