超読書体験 (上) (学研M文庫 C ウ 1-1)
超読書体験 (上) (学研M文庫 C ウ 1-1) / 感想・レビュー
SOHSA
《購入本》上巻が入手できず、先に購入できた下巻を読んだ後に読了した。読んだ順番にも影響されているのかもしれないが下巻に比べて上巻はやや淡白な印象。それでもジョイス、ヘミングウェイ、デイヴィッド・リンゼイの章ではかなり興味を掻き立てられた。特にリンゼイは全く未知の作者であり、俄然、読みたくなった。Amazonで代表作『アルクトゥルスへの旅』を探してみたが、古書が売られているのみで高価。こうなっては図書館に頼るしかない。いずれにせよ、未知の作品に対する好奇心を大いにかきたてた本書『超読書体験』に感謝したい。
2019/03/17
namunamuナムちゃん
トムソーヤの話。おもしろがってる奴最強説。 その通り。笑ってる人は最強です。 何事も面白く創意工夫で。
2018/04/14
讃壽鐵朗
どこか肌に合わない内容で、中絶
2022/03/18
Yuzuki
何で知ったかわからないけど図書館で見つけたとき、あっ!これ知ってる!借りよう!っていう経緯で読み始めた(柴田元幸さんが翻訳監修してるからかな) 読書を通して作家を通して学べることって身近な見落としてることなんだって気づかせてくれた 著者の天才ぶりを覗けることも面白かったし、全然知らなかった作家とかまだ読んだことない作品についても知れてよかった!
2019/05/10
たなしん
かなり自伝的な本のエッセイ集。題名の軽さの割に中身は結構重厚に書かれていて、取り上げた本の内容をさらっと紹介してからは、それが著者自身の人生哲学とどう関係してくるかをかなり踏み込んで論じていく。口ぶりは歯に衣着せず時に偉大な作家でも平気で扱下ろすが(著者にかかればジョイスは自分を偉大に見せかけようとした躁病患者ということになる)、重要なのはそれらをいかに乗り越えるかということで、特にニヒリズムとの著者の対峙の仕方は一読する価値ありだと思う。レーベルに阿ったような邦題の付け方以外は本当に素晴らしい一冊。
2012/09/04
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