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AKIRA(4) (KCデラックス 14)

AKIRA(4) (KCデラックス 14)

AKIRA(4) (KCデラックス 14)

作家
大友克洋
出版社
講談社
発売日
1987-07-01
ISBN
9784061037144
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AKIRA(4) (KCデラックス 14) / 感想・レビュー

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keroppi

破壊されたネオ東京を舞台に、混沌を極める第4巻。この巻の予告には、次巻にて堂々完結と書かれている。この巻が1987年刊で、次の第5巻が1990年刊。そして、最終巻の第6巻は、1993年刊。最後はどうなるのだろうと首を長くして待っていたのを思い出す。

2020/05/18

ちえ

廃墟となった東京。アキラを祀る大東京帝国を打ち立てる鉄雄と追従者。ミヤコ様に会いに行った鉄雄への話で番号の謎が解明。壊滅したネオ東京で力を持つ者が行う暴虐、混乱、読むのがキツかった。〈鉄雄〉〈アキラⅠ、Ⅱ〉と続くこの巻は〈ケイ〉。1巻から登場するゲリラ組織の一員ケイが本当の意味で強くなっていく。崩れかけるケイへのチヨコの叱咤、最初は割烹着姿で登場していた物質調達係チヨコがターミネーターばりに強さを見せる。男女雇用機会均等法施行の次年1987年発刊。漫画と時代は繋がっているんだろうとしみじみ。

2021/03/02

アマニョッキ

この表紙昔からめっちゃ好きやった。確かアニメはこの巻の発行辺りで作られたんじゃなかったっけ。鉄雄の覚醒と金田のご帰還でまた物語が動きそう。一コマからの情報量が多過ぎて脳がうずく。わたしのシナプスでは伝達しきれない。

2019/09/06

Y2K☮

アキラによって瓦礫の山と化したネオ東京。でも彼は悪くない。トリガーは第一次世界大戦と同じ一発の無責任な銃弾。欲に塗れた暴徒集団「大東京帝国」の発生も彼の意志とは無関係。終末的な力を秘め、なのに無垢で大人しいアキラは何のメタファーなのか。だが本書で最も括目すべきはミヤコ様やケイ、チヨコら女性たちの粘り強さと逞しさだろう。そして涎を垂らして群れるしか能の無い男どもの情けなさ。鉄雄にしても才覚はあったにせよ、その自信と力はクスリから得た借り物。そこに気づくと途端にダサい。己の卑小さを悟った彼はどこへ向かうのか。

2017/02/02

いおむ

再読!表紙も秀逸。

2017/03/06

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