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幸福という名の不幸

幸福という名の不幸

幸福という名の不幸

作家
曾野綾子
出版社
講談社
発売日
1972-05-01
ISBN
9784061125629
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幸福という名の不幸 / 感想・レビュー

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citrus

本書に描かれている主人公の男性観(著者のそれだろうが)に照らせば、自分も選択されない男になるだろうと思う. 結婚前の女性にはぜひ読んでいただきたい小説だ. ただ結婚などというものは、かなりの偶然の産物のような気もする. 考えすぎては結婚などできないだろうし、ゴールではなくスタートなのだから. 結局、根本的な部分での価値観が共有できるて、ノリの合う相手と出会うことが出来るかどうか、という月並みな結論にしか、私は至れないのだが・・・

ゆーこ

母親の本棚から拝借した1冊。あんまり読後感は良くなかった。何となくもやっとしたものが胸の中に残る。せめて、余語とほんのちょっとでも何かあれば良かったのに。はっきりしたものでなくても、ちょっと匂わすくらいでいいから。そしたら読後感がちょっと変わりそうな気がします。

2014/10/31

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