毒物雑学事典―ヘビ毒から発ガン物質まで (ブルーバックス)
毒物雑学事典―ヘビ毒から発ガン物質まで (ブルーバックス) / 感想・レビュー
魚京童!
毒がなぜ毒足り得るかを知りたかったが、そういうのは書いてなかった。わかりにくい一覧の中に隠されていたのかもしれないけど、そんなところまでは読み切れない。しっかり勉強すれば毒を操ることができるようになるのだろう。毒もホルモンも同じようなもので、人間の精神に影響を与えることができるのだろう。
2024/05/25
JADE
読む本が尽きた。図書館も休館だった。活字中毒を抑えるために昔の本棚を眺めていたら、とっくに処分したと思っていた本書が目についた。内容はすっかり忘れていたので、興味深く読むことができた。毒物を積極的に体に入れなくても、食べ物、空気、水などから、毒性がある化学物質を摂取し続けていたことを知り、ちょっと怖くなった。ただ、化学の専門用語や物質名が頻繁に出てくるのには、チト困った(ブルーバックスだから当然だけど)。ずいぶん昔、なぜにこの本を買いたくなったのかは、読んでも思い出せなかった。 ☆3.5
2021/11/23
テツ
毒物と薬は表裏一体。使い方次第で同じ物でも毒にも薬にもなる。大切なのは知識とそれを扱うテクニック。世の中の大半の事柄に通じるなあ。『恐るべき子供達』でも書かれていたけれど毒物って何か淫靡な魅力を感じる。勿論誰かを毒殺する予定なんか微塵もないのだけれど。こういう人生の役に立たなさそうな雑学本を楽しんで読む心の余裕って大事だよな。おかげで毒と薬に多少詳しくなれました。
2014/08/03
寝落ち6段
さまざまな毒について、見開きページで解説しているかなり興味深い本。自然の動植物から鉱物、化学合成物質の毒性まで、系統立てて分かりやすい。ただ、情報が古いので今は解明されていることでも、当時は不明だったものもある。とにかく、毒とはどういうものなのか、その種類、薬としての効能など雑学として面白い。最後に化学式も載っており、視覚的にも似た系統を確かめられる。
2014/02/06
いきもの
初版が1984年。手に入れたのは2010年の45刷。さすがに内容は古くなっているがとっつきやすい毒の本。
2015/12/08
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