KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

死霊 2

死霊 2

死霊 2

作家
埴谷雄高
出版社
講談社
発売日
1981-01-01
ISBN
9784061183827
amazonで購入する

死霊 2 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

猫丸

4,5,6章。4章で三輪高志を愛した女の無慚な死が明かされ、5章では三輪与志と首猛夫の直接対決。そして出ました、死者の電話箱、からの存在の電話箱。高志と夢魔の対話中、存在の究極形態を垣間見る。6章の川上りと転覆の描写には象徴表現の乱舞に目が眩みそうなほど。物語は大きく展開し、息つく暇もない。もう少し沈鬱な印象があったが、今回再読してみるとエンタメ性に富む書き振りであることに気付いた。黒川の語る「虹」とは何か? 絶対的な孤独を希求する与志を念速で追う安寿子。

2018/09/02

ニョンブーチョッパー

2003/04/28

感想・レビューをもっと見る