モモちゃんとアカネちゃんの本(3)モモちゃんとアカネちゃん (児童文学創作シリーズ モモちゃんとアカネちゃんの本 3)
モモちゃんとアカネちゃんの本(3)モモちゃんとアカネちゃん (児童文学創作シリーズ モモちゃんとアカネちゃんの本 3)
- 作家
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 1974-06-28
- ISBN
- 9784061192331
モモちゃんとアカネちゃんの本(3)モモちゃんとアカネちゃん (児童文学創作シリーズ モモちゃんとアカネちゃんの本 3) / 感想・レビュー
ぶんこ
2巻が手元に無くてさきによみました。これは幼い頃に読むのはトラウマになりそうです。今だからこそ切なさが判ります。アカネちゃんを産んで身体を壊してしまったお母さん。モモちゃんとアカネちゃんと身体が弱ってしまったお母さんのところに帰ってくるのは靴だけだなんて悲しすぎる。モモちゃんとアカネちゃんが居て良かったよかった。転校先の担任が良い人で良かった。
2017/10/27
ヒラP@ehon.gohon
モモちゃんに妹ができました。妹のアカネちゃんを交えての成長が生き生きと描かれていて、また動物たちだけでなくくつしたもキャラクターとして参加していて、その部分はとてもほのぼのとした物語です。 でも、親の離婚と転居、死に神の登場と、表舞台の陰で、もう一つの物語が進行していることを見てしまうと、単純な児童書ではないものを感じます。 ほとんど登場しない父親はどの様な人間なのでしょうか。 シリーズの続編が気にかかります。
2020/05/18
かおりん
古本食堂がきっかけで初めて読む。モモちゃんに妹のアカネちゃんができる。アカネちゃんの友達は靴下のタッタちゃんとタアタちゃん。モモちゃんの家ではママのところに死に神がきて苦しむけどパパはいない。小学1年生になったのに入学式にパパがいない、と思ったけど昭和時代は父親が学校には行かなかったな。くたびれて枯れかかった木は夫婦を示し、育つ木と歩く木。そしてお別れし、母子は引っ越す。児童書に暗い話は衝撃的だった。森のくまさんとのごはんや交流はかわいい。著者もしんどかった時期だったのかな。次巻もまた借りよう。
2024/10/26
紗世
ちいさいモモちゃんシリーズ3巻。冒頭、ご丁寧に、「この本はちいさいモモちゃんとモモちゃんとプーという二さつの本のつづきです」と書いてあるので順番間違えずに読めました。 児童書だから大半が平仮名だし、靴下のタッタちゃんとタァタちゃん、優しいクマさんは童話っぽいのに、「ママのところへ死に神がきたこと」と「おわかれ」と、内容重め。靴だけ帰ってくるのも怖かった。初版の時代背景を考えたらなかなかの衝撃だったと思う。大人になってから読んでよかった。。モモちゃんとアカネちゃんは可愛いです!
2023/05/13
ネオ
角田さんの本を読んで、図書館で借りてきました。小さいモモちゃんシリーズを今まで読んだ事がなくこの本が初読み。死神の急な登場に違和感を感じつつ、読み進め角田さんの言わんとする事が伝わりました。アカネちゃんが生まれる前の小さいモモちゃんから読み直してみたい。
2017/05/10
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