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本覚坊遺文

本覚坊遺文

本覚坊遺文

作家
井上靖
出版社
講談社
発売日
1981-11-01
ISBN
9784061193659
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本覚坊遺文 / 感想・レビュー

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こおり

千利休の弟子 本覚坊が残した手記を基に、利休の死の真相にせまる。利休亡き後、40歳にして茶の世界から身を引き独り暮らす本覚坊の静かな一人語りが妙にリアリティがあって、「ああ、そういうことだったのか…」と事実のように感じたけれど、どうやら創作のようだね。いや~すっかり信じちゃったよ、すごいね。小説として面白かった。戦国時代は、戦場でも盛んに茶の湯だ。「織部殿は昼は合戦、合戦が終わると茶。合戦の合間に茶でなくて、茶の合間に合戦」がウケた。合戦はついでかよ(笑)

2014/04/01

ルアット

20年以上本棚に寝かしていた本。高校生の時に買った本で、当時読もうとして、2,3回挫折して、ほったらかしになっていて、忘れ去られていたが、この間、ふと見つけたので読んでみた。本覚坊なる人物が師の利休の死について考えていく話だが、ちょっと幻想的でもあり、美しい話だった。

2013/09/23

ハル子

すごいの一言に尽きる。 自死とはこういうことかと、驚愕した。 また、こういう先人を持つ日本人として誇りを感じる。

2014/01/15

はちちゃん

☆☆☆☆☆

2013/11/04

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