カラー版 新日本大歳時記 愛蔵版
カラー版 新日本大歳時記 愛蔵版 / 感想・レビュー
とまと
大きくて重いし、紙が薄いので利便性は良くないけど、装丁や見開きの紙がきれい。写真や絵も美しくて豊富。眺めるのが愉しい。
2013/06/01
寺内町亭小天狗
歳時記とは、『季語の誕生』(宮坂静生著、岩波新書)から引用しますと、俳諧・俳句の季題・季語を四季別に分類し、必要な整理を加えたものをいう。日本には、春・夏・秋・冬という素晴らしい季節があります。『俳句脳 ―発想、ひらめき、美意識』にあるように、季語を覚えて短歌や俳句で頭の体操はどうでしょうか。
康芳英
一年を「春・夏・秋・冬・新年」に分け、それぞれ「時候・天文・地理・人事・動物・植物」の項目を立てて季語を解説する本。写真も豊富で一種の図鑑となっていて眺めるだけでも楽しい。単に俳句用の季語解説に留まらず、私たちの生活から離れていってしまったもの、逆に私たちの生活に入ってきたもの、目に入っていたのに名前を知らず見過ごしていたものといった様々なものを気付かせてくれる本になっている。例句も豊富で現代俳句からも多数取上げられているのも良い。
2014/01/11
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