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俄: 浪華遊侠伝 (講談社文庫 し 1-3)

俄: 浪華遊侠伝 (講談社文庫 し 1-3)

俄: 浪華遊侠伝 (講談社文庫 し 1-3)

作家
司馬遼太郎
出版社
講談社
発売日
1972-06-01
ISBN
9784061311015
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俄: 浪華遊侠伝 (講談社文庫 し 1-3) / 感想・レビュー

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i-miya

ざっと30人 五. 男子功名 桜橋 天満の龍田町 三千世界 度胸の化け物 船場鰻谷 雁高の親方 米の値段 清正の雪隠入り 槍の清正 槍を放す やりっぱなし 天井知らずに上がる 丸屋のだんな けんたいずく 渡辺橋 中之島 肥前平戸藩 備前岡山藩 伊予大洲藩 伊予宇和島藩 筑前福岡藩 まんだらのオッサン 堂島川沿い 飛鳥屋嘉七 天神橋北 油締人足の元締め 大川 天満橋 天神橋 難波橋 堂島川 土佐堀川 二十四. 内山彦次郎 西寺町 源八橋 樋上町 東町奉行久須美佐渡守 野々山平兵衛 三河国の人

2008/07/29

紅花

万吉と軽口屋のコメディーのような会話。司馬さんにお笑いのセンスがあったとは・・・それだけでも、面白かったけど、内容もなかなか。金は天下の回り物。こんな人間がいたんだ。と素直な感想。ある意味理想の生き方かもしれない。でも真似できないわ。今の実業家なんかに万吉の爪の垢飲ませたら?

2015/07/03

リュウジ

★3 大阪の親分さんといえば、八尾の朝吉さんかこの小説の主人公明石家万吉。ここしばらく「わいの一生、俄や」という言葉が頭の中でぐるぐるしてたので何十年ぶりかに再読。万吉はアホである。しかしそのアホに筋金入りの心棒が通っている分、強い。頼まれごとは内容を聞かずに承諾し、命も投げ出せる。その心に打算も邪心もない。司馬氏はそのアホの生きざまを描こうとするのだが、なんかとっ散らかってしまって、話が終わる。彼は英雄は描けるが、市井のアホを描くのはやはりアレだな。ま、それなりには面白かったんだけど。

2018/11/23

i-miya

三心 幸田文 少左門 万吉 天満の天神 十四. 大融寺 北野村 曽根崎の露天神 ≪ 才覚 ≫ 文銭 元銭ー元和通宝 江戸紅葉 少左門ー花房弥十郎 大坂具足奉行 鮒ずし屋 叔父にあたる 明井釆女 およね いたち松 同心 渡辺十治郎 雑こ場 蜆橋 会所守 十一. ボッカブリ=ゴキブリ 儒教 孝行 ≪ 創業 ≫ 極道屋 「大源」の二階 寒山寺 京の聖護院の宮様 菊の紋章 宮金 宮様 高利貸しの親方 世間はからくりで出来ている

タツ フカガワ

読み始めて数ページで主人公に、物語に、司馬遼の語り口に魅せられました。幕末騒乱期、大坂北野村の万吉は11歳のとき極道になると決意し、賭場荒らしもやれば堂島の米相場も叩き潰す。牢獄に入っては拷問に耐え、士分に取り立てられては勤王浪士対策で西大坂の警護に就く。破天荒な万吉の波乱万丈な半生は、ときに笑いも漏れるほど面白い。まるで目の前で繰り広げられるドラマのように読みました。

2017/02/27

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