哀歌 (講談社文庫 え 1-3)
哀歌 (講談社文庫 え 1-3) / 感想・レビュー
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12編の短編集。著者自身の病院生活を色濃く含んでいる。発表以来、著者の文学の要となった「沈黙」の習作で、主骨格となっている作品もある。それだけにいずれも30ページ前後と短い作品に著者の思想が色濃く反映されている、心の奥へ染み入る作品群。
2015/05/28
Asayo
遠藤周作の短編集、両親の本棚にあったのを読んだ。もともと好きな作家ではあったが、これを読んで、さらに興味を持った。こんな風に世間を見つめられる目を持ちたい。
2017/07/01
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