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井上ひさし笑劇全集 上 (講談社文庫 い 2-2)

井上ひさし笑劇全集 上 (講談社文庫 い 2-2)

井上ひさし笑劇全集 上 (講談社文庫 い 2-2)

作家
井上ひさし
出版社
講談社
発売日
1976-03-01
ISBN
9784061313347
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井上ひさし笑劇全集 上 (講談社文庫 い 2-2) / 感想・レビュー

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がらくたどん

本棚整理。『十二人の手紙』を読んで懐かしくなって。「てんぷくトリオ」の座付作者だった著者がトリオのために書いたコントの台本集。セリフとト書きで構成されたコントがひたすら並ぶ。もちろん芸達者な三人組あっての作品なのだが、テキストだけでも諧謔と風刺と脱力に満ちた言葉の応酬が堪能できる。これに絶妙な間と目を引く動きが加わったのだから「てんぷくトリオ」がテレビの人気者だったのも頷ける。特定の関係性を誤認させてクルリと反転させるとか、いつの間にか上下関係が逆転するとか、捻り技が楽しい。下巻もあります。

2021/02/27

燃えつきた棒

去年3月にBSプレミアムで放送された「井上ひさしとてんぷくトリオのコント」 を観て以来、原作が読んでみたくて堪らず、先日図書館で借りて、やっと読了。「死刑台の男」も「同級生」も読めて大満足。番組ではこのコントを、三宅裕司の演出で、 山口智充、ココリコの田中直樹、 歌舞伎俳優の中村獅童の3人が演じたのだが、抱腹絶倒!最高に面白かった。放送当日と再放送の2回観たが、残念なのは録画し忘れたこと。もう一度やってくれたら、ぜひ録画して、永久保存版にしたいものだ。

2013/05/12

津島澪

やっぱり、時代に合わない部分に違和感を感じてしまう。オチがわかっちゃうのも多かったし……

2014/04/14

Lighthouse Keeper

NHK-TV「井上ひさしとてんぷくトリオのコント」が面白かったので、番組で取り上げられていたネタ本を探索。交番、病院、駅を舞台として「見えているものは必ずしも真実でない」とばかりに、オチで観客の認識をひっくり返すパターンのネタはまるで叙述ミステリ。特に「刑務所の面会室」は、とある著名作を思わせる設定で笑わせる怪作。他に「改札口」、「脱走中の患者」。伊東さんのセリフはどれか、と想像しながら読むのも一興。

2013/01/27

のとや書架

井上ひさしがコント(てんぷくトリオ)の為に書いた台本。テンポ良く、リズミカルな構成で、コントはこうやって作られるのかと感心した覚えがある。

2008/10/10

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